帝都の門前で帝国歩兵が玉砕
カペレナは黒潮の農場を奪い、黄砂は北の丘で一隊を失う
主要都市の陥落はなし 各地で守備隊が全滅、食糧と兵站が奪われる

【総合部】第148期、どの国の首都も名のある都市も新たには落ちなかった。しかし戦況が静かだったわけではない。セントラ大陸では泰平天国が帝都アルガリストの門前で帝国の守備部隊を全滅させ、北方ではカペレナ王国が黒潮自治国の農場を奪って食糧5万トンを徴発、北の丘でも黄砂同盟の一隊がオリョルッル王国の砲火で全滅した。都市の旗は変わらずとも、守備兵と糧が削られる期となった。
泰平軍はアルガリスト帝国の帝都に隣接する地点で、帝国第4軍の歩兵部隊を攻め、これを全滅させた。さらに都の東に広がる森の兵站基地を占領し、そこに蓄えられていた予備兵1,000人が投降した。帝都そのものは今期も帝国の手にあるが、都を守る兵の供給源が一つ断たれた形である。帝国は停戦を打診し続けているが、泰平はなお攻勢をゆるめていない。
北方の谷あいでは、カペレナ王国が黒潮自治国の農場を占領し、蓄えられていた食糧5万トンを奪った。黒潮は近隣の二つの地点で守備部隊を相次いで失っており、首都アルヴェナを抱えた谷の防衛線は細りつつある。王国は記者クラブで「黒潮残党はふたたび逃亡し、王国軍は北へ進んで農場に入った」と戦況を誇示した。一方、今期はカペレナ国内でも工場が火災で全壊した。王国政府は「黒潮の工作員による放火の疑い」と述べたが、具体的な証拠は示していない。
さらに北の丘陵では、オリョルッル王国の砲兵と歩兵が黄砂同盟の第3方面軍歩兵を包囲し、これを全滅させた。黄砂もただちに同じ丘へ部隊を置き直したが、広大な版図と兵力を誇るオリョルッルに対し、国力で大きく劣る黄砂の守勢は変わらない。
帝国は補充の拠点を、黒潮は食糧の備えを、黄砂は丘を守る一隊を失った。各国の停戦打診に応じる動きはなく、次期も拠点をめぐる攻防が焦点となる。
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