夕刊
第141期
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トレーディア
新聞THE TREDIA SHIMBUN
トレーディア暦2年11月第1週
秋季
本日10面
主な記事 アルガの兵站が落ちる 火災で47,100人 黒潮の首都へ艦砲 海底都市の場所が隠れる 緑丘へ6,800人 灰岩が石材を落札
総合アルガの兵站1

泰平軍、アルガの兵站基地を占領
首都守備隊にも打撃

基地に残った予備兵1,000人が投降 帝国第1軍歩兵と第3軍砲兵が消滅

曇りの森の道と立つ兵
泰平天国が占領したアルガリスト帝国の兵站(47,39)。跡は曇りの森。

泰平天国軍は第141期、アルガリスト帝国の兵站基地(47,39)を占領した。基地に残っていた予備兵1,000人は泰平軍に投降し、同軍の捕虜となった。基地跡は泰平領の森に変わった。

泰平第20軍の砲兵は首都アルガリストの区画にいた帝国第1軍の歩兵を攻撃し、部隊を消滅させた。帝国第3軍の砲兵も同軍の攻撃で消滅した。首都は引き続き帝国領だが、守備部隊と兵員補充の拠点を相次いで失った。

今期の戦果は泰平8,200人、帝国1,000人。累計では泰平69,700人、帝国20,500人に達した。詳報2面。

味方を巻き込んで守った兵站、翌期には敵軍の手に

今回占領された兵站基地(47,39)は、前期にアルガリスト帝国軍が敵兵を排除するため、自ら対人ミサイルを撃ち込んだ場所である。基地には味方も残っていたが攻撃を敢行し、多数の負傷者が出た。

第141期、基地は泰平軍に占領され、残っていた予備兵1,000人が投降した。その後、帝国軍が占領された基地へ対人ミサイルを撃ち込み、多くの人が負傷した。

「昨日はあの基地を守るために味方まで巻き込んで撃ったと聞いた。それが今日は泰平軍のものになった。何のための攻撃だったのか」。首都の男性は兵站基地の陥落を聞いて憤った。

首都の歩兵消滅 帝国第3軍砲兵も失う

首都区画では第1軍歩兵が消滅し、別の交戦で第3軍砲兵も失われた。帝国軍の兵力は前期の30,700人から28,700人へ減少した。泰平軍は662,300人から678,300人に増え、両国の兵力差が広がった。

オリョルッル、究極繁栄賞を受賞 人口1,000,000人突破

オリョルッル王国は第141期、人口が前期の997,400人から21,600人増え、1,019,000人となり、究極繁栄賞を受賞した。第132期のなのです主義人民共和国(受賞時1,008,000人)に続く世界で2か国目。兵力559,500人、領地345区画、国庫14,360億円、食料2,623,600トンを擁する。

七つの丘から1,000,000人へ 市場に祝賀の鐘

「七つの丘からはじまった」を誇りとする王国。谷の中央市場では祝賀の鐘が鳴り、七丘のパン屋が自慢の品を並べた。「うちの丘のパンが一番だ」と三番丘の職人。「三番丘は威勢だけはいい」と隣の店から野次が飛ぶ。客同士も「どの丘のご出身で?」と話に花を咲かせた。

谷の市場に並ぶパンと鐘
谷の中央市場。七つの丘のパンと、祝賀の鐘。

国境の小丘をめぐる緑丘公国との「第八丘問題」も話題に。「七つの丘の国なのに八つ目を欲しがるのか」とのからかいに、王国の男性は「八つ目ではない。数え直せば七つだ!」と応じた。しかし両国は交戦中。王国は黒潮自治国とも戦い、第145期には黄砂同盟との開戦が予定されている。人口1,000,000人の祝賀も戦争を終わらせはしない。

「しろしろ!」の声も 次の1,000,000人はチェス

チェス=シロバキア共和国のアイドル「しろしろ」のファンも市場に集まり、「( ゚∀゚)o彡°しろしろ!しろしろ!」と腕を振り上げた。「今日はオリョルッルの祝いだぞ」と笑う客に、「次の1,000,000人は、しろしろの国だ!」と応じる。チェスの期末人口は985,300人。1,000,000人まで残り14,700人で、次の究極繁栄賞はチェスが受賞する見通しだ。「しろしろ!」の唱和は、その次の受賞を待つ声ともなった。

3か国で火災 死者47,100人

チェス=シロバキア共和国で27,300人、なのです主義人民共和国で15,700人、泰平天国で4,100人が火災で死亡した。計47,100人。なのですの工場(25,63)は焼けて荒地となった。詳報4面。

カペレナ、黒潮首都へ砲撃開始 基地にも砲弾

カペレナ王国の戦艦は黒潮自治国の首都区画(20,17)へ艦砲射撃を開始した。別の巡洋艦がミサイル基地(21,17)へ射撃を開始し、同基地に1発が命中した。首都は雨で、黒潮の支配下にある。前期には商船が撃沈され、兵站基地も占領された。詳報3面。

シンジケート、海底都市を建設 場所は記録に載らず

シンジケート連邦は第141期、新たな海底都市を建設したが、公開された記録に座標は記されていない。前期に建設された西方海域(6,78)の都市も、今期の海図では海として表示されている。詳報4面。

本紙社説 兵站を失ったアルガ 首都防衛に迫る危機

アルガリスト帝国軍は、ついに兵站基地(47,39)を失った。前期、敵兵の入った基地へ自軍のミサイルを撃ち込み、味方にも多数の負傷者を出した。今期も同じ施設への攻撃を続けたが、基地は泰平軍の手に渡った。

基地に残った予備兵1,000人は投降した。首都区画の歩兵と帝国第3軍砲兵も消滅した。兵站と戦闘部隊を同時に失ったことは、帝国軍の防衛に重くのしかかる。

帝国軍の兵力は28,700人。泰平軍は678,300人を擁し、兵力差は前期より広がった。市街地が帝国領に残っていても、戦争を支える拠点と守備部隊が失われれば防衛は厳しくなる。

自軍兵員を巻き込む攻撃まで行った基地を守れなかった重みは小さくない。残る部隊をどう配置し、首都防衛を維持するのか。アルガリスト帝国は厳しい局面を迎えている。

戦況アルガ戦線2

アルガ軍、兵站基地と
首都守備歩兵を失う

泰平第20軍砲兵が2部隊を消滅 予備兵1,000人が投降

泰平とアルガの戦場
泰平天国とアルガリスト帝国の交戦地域。兵站(47,39)は泰平領。首都は帝国領。

泰平天国軍は第141期、アルガリスト帝国の兵站基地(47,39)を占領した。基地に残った予備兵1,000人は泰平軍に投降し、捕虜となった。第20軍の砲兵は帝国第1軍歩兵と第3軍砲兵を攻撃し、両部隊を消滅させた。

今期の戦果は泰平8,200人、帝国1,000人。累計は泰平69,700人、帝国20,500人となった。首都アルガリストは帝国領にとどまる。

泰平第20軍の砲撃 帝国軍2部隊が消滅

泰平第20軍の砲兵は、首都アルガリストの区画に配置された帝国第1軍の歩兵部隊を消滅させた。帝国第3軍の砲兵も同軍の攻撃で消滅した。

帝国軍は前期にも第1軍歩兵の消滅を記録している。今期は首都区画の守備歩兵を失い、砲兵による火力も減った。首都の領有は維持したが、その防衛を担う部隊の一部を失った。

アルガ軍、敵兵が入った自国兵站を再び攻撃

帝国軍は今期も自国の兵站基地(47,39)へミサイルを発射し、多くの負傷者を出した。敵兵が入り込んだ基地で、味方を巻き込んで敵兵を排除しようとした。第140期にも同じ基地に対人ミサイルを撃ち込んでいる。

今期、泰平軍が基地を占領し、残っていた予備兵1,000人は投降した。施設跡は泰平領の森となり、その後、帝国軍は対人ミサイルを撃ち込んだ。自軍の基地を奪われた後も攻撃を重ね、兵站の奪還には至っていない。

首都防衛、住民に不安

「首都の部隊まで失ったと聞いた。兵はまだ残っているけれど、これ以上敵が近づけば、どこへ逃げればいいのか」。市内の女性は相次ぐ部隊の消滅に不安を漏らした。首都の天気は晴れで、帝国領にとどまっている。

帝国軍2,000人減 泰平軍は16,000人増

帝国軍兵力は前期30,700人から28,700人に減り、泰平軍は662,300人から678,300人に増えた。帝国の人口は92,900人から87,700人へ、泰平は636,800人から663,900人へ変化。帝国の領地は28区画で変わらず、泰平は200区画から202区画となった。

戦況論説 兵站喪失と部隊消滅 アルガ軍の守勢深まる

帝国軍は二期続けて歩兵部隊の消滅に直面し、今期は砲兵部隊も失った。予備兵1,000人を擁する兵站基地が陥落したことで、戦闘部隊を補う拠点も泰平軍の手に渡った。

泰平の兵力は678,300人、帝国は28,700人。兵力差は拡大しており、泰平軍は今期の戦果でも大きく上回る。帝国が首都を維持するには、残る部隊をどこに配し、損耗にどう備えるかが問われる。

第141期の主な交戦・戦果(攻撃側/反撃側)
泰平装甲→帝国砲兵4,300対100
泰平装甲→帝国山岳兵1,900対300
泰平山岳兵→帝国砲兵1,000対100
帝国山岳兵→泰平装甲500対1,000
両国の国勢比較
人口帝国87,700/泰平663,900
兵力帝国28,700/泰平678,300
領地帝国28/泰平202区画
アルガリスト帝国
人口87,700人
兵力28,700人
領地28区画
国庫15,542億円
食料1,440,700トン
戦況黒潮と緑丘3

カペレナ軍、黒潮首都へ射撃開始
巡洋艦の砲弾が基地に命中

戦艦が首都区画を砲撃 巡洋艦は軍事施設を攻撃 黒潮西部に新たな町

カペレナと黒潮の戦場
カペレナ王国と黒潮自治国の交戦地域。首都は雨のまま黒潮が持っている。

カペレナ王国の戦艦は第141期、黒潮自治国の首都区画(20,17)へ艦砲射撃を開始した。巡洋艦はミサイル基地(21,17)へ射撃を開始し、その砲弾1発が基地に命中した。同地点は現在、黒潮領の森となっている。首都は雨で、自治国領にとどまる。

今期の戦果はカペレナ8,000人、黒潮1,700人。累計はカペレナ174,200人、黒潮119,800人となった。前期には黒潮商船が撃沈され、兵站基地(19,18)も占領された。

潮見議長「黒潮は不滅」 徹底抗戦を宣言

机に向かう潮見玄吾議長
潮見玄吾議長。首都の部屋で声明を読んだ。

首都への艦砲射撃を受け、潮見議長は声明を発表した。「カペレナ王国は我が国の商船を沈め、兵站を奪い、ついには首都に艦砲を向けた。これで黒潮が屈するとでも思ったのか。随分と我々を見くびったものだ」

「黒潮は不滅である。町を焼かれようが、基地を奪われようが、我々は旗を降ろさない。国民が一人でもこの地に立つ限り、黒潮自治国は存続する。十年でも百年でも戦い抜く覚悟がある。その覚悟もない者が我々に降伏を求めるなど笑止千万だ」

「和平を望むなら、まず態度を改めよ」

議長は講和交渉の可能性も口にした。「カペレナ側が真に平和を欲し、これまでの蛮行を省みて、しかるべき誠意を示すのであれば、話くらいは聞いてやってもよい。勘違いするな。我々が席に着くのは貴様らの砲撃に屈したからではない。フィルノアの街を自らの手で壊したのは我々だ。だが、その前に幾度となく艦砲を撃ち込み、市民を殺めたのはどこの国だ。今さら旧フィルノア市民に同情とは笑わせる。貴様らに同情などされる筋合いはない。市民を哀れむ暇があるなら、まずその大砲を黙らせろ。まず攻撃をやめ、自分たちが何をしたか考えてから使者を寄越せ。要求を並べ立て譲歩を迫るなら門前払いだ。交渉の機会を与えられているのはカペレナの方だということを忘れるな」

声明は徹底抗戦を掲げながら、カペレナ側が態度を改めれば交渉に応じる余地を残した。

黒潮西部に新たな町 国土の開発続く

黒潮自治国は第141期、西部の(13,14)に新たな町を築いた。商船と兵站基地を失い、首都が砲撃を受ける中での都市建設となった。議長は「諸君が壊すことしか考えぬ間にも、黒潮の人々は住む場所をつくり、国を支えている。奪えばただ減ると思うなら浅はかな計算だ」と述べた。

西部に建った新しい町
黒潮の西部(13,14)。荷を抱えた人が、新しい町へ入る。

自治国の人口は11,300人。白波王国からは今期6,900人が移住した。新しい町に名はまだ無い。

緑丘第32軍歩兵が消滅 王国軍の反撃受ける

緑丘公国第32軍歩兵はオリョルッル王国第28軍歩兵を攻撃し、100人の戦果を上げたが、反撃によって部隊が消滅した。前期には首都区画の第1方面軍歩兵も消滅している。

公国の駆逐艦は自国工場(16,48)へ第138期以来4期連続となる艦砲射撃を行った。工場は雨で公国領に残る。別の公国駆逐艦は王国の森(22,35)も砲撃した。首都緑丘は引き続き公国領。人口19,700人、兵力24,000人、領地7区画で、今期は桃谷から6,800人が移住している。

オリョルッルと緑丘の戦場
オリョルッル王国と緑丘公国の交戦地域。首都緑丘は公国領。

戦況論説 首都へ迫る艦砲 黒潮の防衛に重圧

黒潮は前期に商船と兵站基地を失い、今期は首都区画とミサイル基地を攻撃された。潮見議長が徹底抗戦を唱えても、輸送手段や補充拠点の損失は埋まらない。西部では新しい町が生まれ、白波からの移住者も受け入れた。領土を築き直す力が、戦争を続ける国を支えている。

議長は一方的な譲歩を拒みながら交渉の余地を残した。強い言葉を支えるものは何か。海底都市が他国の海図から姿を消すようになった今、海へ退いて国の存続を図る道が念頭にある可能性も考えられる。海底都市の特性は、今後の黒潮の抗戦と和平交渉を考える手掛かりとなる。海上に逃げ道があるのか、交渉で戦争を終えるのか。声明の強気さの裏にある思惑を探る必要がある。海底都市の特性と周辺国への影響は4面。

黒潮・カペレナ戦線の戦果
今期カペレナ8,000人
今期黒潮1,700人
累計カペレナ174,200人
累計黒潮119,800人
主な交戦(攻撃側/反撃側)
王国歩兵→黒潮歩兵6,000対300
黒潮歩兵→王国歩兵1,400対2,000
緑丘公国
今期戦果100人
累計王国51,900人
累計公国14,600人
人口19,700人
兵力24,000人
領地7区画
社会・国際火災と海図4

3か国で火災 死者47,100人
なのですでは工場が焼失

チェス27,300人 7期累計333,900人

第141期、チェス=シロバキア共和国、なのです主義人民共和国、泰平天国の3か国で火災による死者が計47,100人に達した。チェス27,300人、なのです15,700人、泰平4,100人。第135期からの7期累計は333,900人となった。

チェス、6か所の市街で27,300人死亡

チェスでは都市(65,72)で6,100人、町(71,59)で4,800人、町(68,67)で4,600人など6か所で火災被害が発生した。泰平では町(50,10)の火災で4,100人が亡くなった。

なのです、工場が焼失 生産施設を失う

なのです主義人民共和国の工場(25,63)は火災で焼失し、区画は晴れの荒地となった。領有は維持したが、工場としての機能を失った。国内の今期の火災死者は15,700人。

焼けて骨組みの残る工場
なのですの工場(25,63)。火災のあと、建物の骨組みが荒地に残った。

シンジケートの海底都市
他国の海図から姿消す

新都市も建設 自国地図には表示、他国からは通常の海

シンジケート連邦の海底都市は、他国の海図・統計・偵察から見えなくなった。自国の地図では海底都市として残るが、他国には普通の海として映り、領有者も表示されない。第141期には新たな海底都市を建設したが、公開記録には座標がない。

海図には海だけが残り、水の下に都市がある
他国の海図には海だけが残る。都市は、その下にある。

前期に報じた西方海域(6,78)の海底都市や(7,79)も、今期の他国向け海図では海に見える。都市は海底に残っている。船は海底都市の区画の上を通過できるが、停泊にも上陸にも利用できない。

陸上領地は首都と隣接の森、計3区画

連邦は第139期、なのです主義人民共和国との長期戦を終えた。陸上で残るのは雨の首都プライムと隣接する森2区画。その後も海で都市建設を続けている。海図では外部から都市の位置を読み取れず、周辺国の情勢判断は難しくなった。

論説 黒潮・潮見議長の強気 海が「逃げ道」なのか

黒潮自治国の潮見議長は首都への艦砲射撃を受けても「黒潮は不滅」と徹底抗戦を宣言し、カペレナが和平を求めるなら「話くらいは聞いてやる」と言い放った。その強気の背景に、海へ退いて国家を保つという選択肢があるのではないか。

シンジケート連邦は陸上領地を3区画まで減らしながら、海底都市を築いている。今や海底都市は他国の海図や偵察に姿を現さない。陸を奪われても、海に拠点を築き、外部に位置を知られず国家を保つ道が開けたとも考えられる。

海底都市は停泊や上陸の拠点にはならず、船舶や兵員をそのまま避難させる港でもない。海の選択肢を念頭に置いているとしても、輸送と住民の保護という難題は残る。

潮見議長の強硬声明には、抗戦への自信と、相手に先に譲歩させようとする外交上の計算が重なる。西部では新しい町も築かれた。海へ退く余地を持つとの思惑があるのか、それとも陸の町を守り抜く覚悟なのか。黒潮の次の一手が問われる。

戦争続く緑丘・黒潮へ13,700人移住

桃谷連邦共和国から緑丘公国へ6,800人、白波王国から黒潮自治国へ6,900人が移住した。緑丘の人口は19,700人、黒潮は11,300人となった。黒潮西部には新たな町も築かれた。チェスから胡椒帝国へは3,600人が移り、胡椒の人口は83,800人となった。

各国で都市建設 オラニウムにニュータウン

オラニウム連邦は(80,19)にニュータウンを完成させた。朱川共和国は(67,8)、灰岩王国は(38,42)で計画都市を建設し、開発予定地となった。胡椒帝国は中立の山(51,38)を取得し、森を整えて木材400,000トンを確保。黄砂同盟も木材50,000トンを収めた。

鉱山・油田の段階低下

鉱山・油田(52,32)は段階2から1となり、蓄積量195を失った。

チェスの火災(死者27,300人)
都市(65,72)6,100人
町(74,73)3,600人
町(71,76)4,300人
町(68,67)4,600人
町(71,59)4,800人
町(76,76)3,900人
第141期の主な移住
チェスから胡椒3,600人
胡椒の人口83,800人
桃谷から緑丘6,800人
緑丘の人口19,700人
白波から黒潮6,900人
黒潮の人口11,300人
3か国の火災死者
チェス27,300人
なのです15,700人
泰平4,100人
合計47,100人
経済相場5

灰岩王国、青海の石材101を
538億円で落札

弾薬相場は91.05に下落 工業品は63.97へ続伸

灰岩王国は第141期、青海共和国が前期に売り出した石材101を538億円で落札した。弾薬相場は前期93.49から91.05へ下落。工業品は63.71から63.97へ上昇した。ほかの主要6品目は前期と同じ価格だった。

青海の石材101、灰岩が落札

青海共和国の石材101は灰岩王国が538億円で落札し、売買が成立した。石材は建築や施設整備に使われる資源。青海の石材が落札されたのに対し、スルガの石材13は呼び値82で引き続き売り出されている。

倉で石を棚へ積む二人
灰岩の倉。落札した石を、棚へ積み始める。

弾薬相場は下落 工業品は上昇続く

弾薬相場は第139期93.14、第140期93.49と上昇した後、第141期には91.05へ2.44下がった。工業品は62.91、63.71、63.97と3期続けて上昇した。木材3.2、鋼鉄12、石油7.2、燃料6.8、石材5.6、鉱石4.8は変わらなかった。

主要資源・加工品の相場(前期→今期)
弾薬93.49 → 91.05(−2.44)
工業品63.71 → 63.97(+0.26)
木材/鋼鉄3.2/12(変わらず)
石油/燃料7.2/6.8(変わらず)
石材/鉱石5.6/4.8(変わらず)

蒼森、弾薬の呼び値483から508へ

蒼森辺境伯領は弾薬5の呼び値を前期483から508へ25引き上げた。世界の弾薬相場が下落する中、個別の売り出し価格は上がった。蒼森は燃料82も538で売り出している。

なのですの貿易16,674で首位 航海は青海

貿易記録はなのです主義人民共和国16,674(前期比+2,108)、あろあろ国12,428(+319)、カペレナ王国9,315(+1,538)。航海は青海共和国560(+8)、黒潮自治国287(+2)、緑丘公国78(+4)だった。黒潮は商船を撃沈され、緑丘も港などを失ってきたが、航海記録はともに前期を上回った。

スルガの石材、呼び値82を維持

スルガは石材13の呼び値を前期に78から82へ上げ、今期も82で売り出している。このほか胡椒帝国の鉱石150は750、オラニウム連邦の鋼鉄100は1,000、スルガの石油83は539で売り出された。

経済短評 落札と相場、それぞれの動き

灰岩は青海の石材を落札した。弾薬の相場が下がる中、蒼森は弾薬の呼び値を上げ、スルガは石材の呼び値を維持した。市場の相場と売り手ごとの値付けが異なる動きを見せた第141期も、各国の資源取引は続いている。

第141期の売り出し12件(数量/呼び値)
スルガ・石材1382
アルガ・食料600658
青海・木材178539
白波・鉱石121539
蒼森・燃料82538
胡椒・食料700718
蒼森・弾薬5508
胡椒・食料700718
胡椒・鉱石150750
オラニウム・鋼鉄1001,000
スルガ・石油83539
紅峰・燃料72536
気象雨と海6

雨689区画に拡大
雪は70区画へ減少

曇り4,487区画で最多 晴れ2,854区画

第141期の天気図
セントラ大陸、アカピ大陸を含む第141期の天気。曇りが最も多い。

第141期の天候は曇り4,487区画が最多で、前期から38区画増えた。雨は597区画から92増の689区画。雪は129区画から59減の70区画となった。晴れは2,925区画から71減の2,854区画。雷は今期も発生していない。

雨が92区画増加 曇りも拡大

世界全8,100区画の半数以上を曇りが占めた。雨の区画も増え、晴れは前期より減少した。雪は前期から大きく減った。

第140期・141期の天候比較(区画)
晴れ2,925 → 2,854(−71)
曇り4,449 → 4,487(+38)
雨597 → 689(+92)
雪129 → 70(−59)
雷0 → 0

雪は2期続いた増加から反転

雪の区画は第138期70、第139期82、第140期129と増えていたが、第141期には70へ減った。前期のほぼ半分で、2期続いた増加が反転した。

アルガ首都は晴れ 占領された兵站跡は曇り

アルガリスト帝国の首都は晴れ。泰平天国軍が占領した兵站基地跡(47,39)は曇りだった。泰平の首都天都、丹城、ナンサプ、ローテンホルン、ロシュグリーズも曇り。緑丘、黒潮の首都ネルヴェナ、シンジケートの首都プライムは雨。なのですの焼失工場跡(25,63)は晴れだった。

暖流・寒流の分布を掲載
各海域の海流を示す

第141期の海流図
第141期の海流。

第141期の暖流と寒流の分布を海流図に掲載した。港の周辺から沖合まで、各海域の海流を掲載している。

入門第31回7

沈没艦の残骸から鋼鉄を回収
造船用鋼鉄の2割が戻る

発生確率50% 沈没した期を含む10期以内に自国軍艦で回収

第31回は沈没した軍艦の残骸と鋼鉄の回収を解説する。軍艦が沈没すると50%の確率で残骸が発生する。自国軍艦を残骸の隣へ配置すると、その艦種を建造するのに必要な鋼鉄の20%を回収できる。端数は切り上げ。費用はかからない。

残骸は沈没ごとに50%の確率で発生

残骸は沈んだ軍艦ごとに50%の確率で発生する。残骸は沈没した期を含めて10期残り、たとえば第141期の沈没なら第150期まで残る。

自国軍艦を隣接させて鋼鉄を回収

残骸に自国の軍艦を隣接させると、沈没した艦種の建造に必要な鋼鉄の20%が国庫へ戻る。回収量は艦種ごとの建造用鋼鉄の20%で、端数は切り上げる。

沈んだ艦の脇で資材を引き上げる軍艦
沈んだ軍艦の脇で、隣の軍艦が資材を引き上げる。

回収費用は不要。ただし国庫に回収分の全量を受け入れる余地がなければ、鋼鉄は回収されず残骸がその場に残る。

残骸回収の流れ

軍艦沈没 → 50%で残骸発生 → 自国軍艦が隣接 → 建造用鋼鉄の20%を回収

積荷や燃料は回収できない

残骸から戻るのは鋼鉄のみ。沈んだ商船の積荷や燃料は回収できず、沈没した艦を修理して元に戻すこともできない。除籍によって消した軍艦は残骸を残さない。

仕様改定 山岳兵が防壁に出入り可能

山岳兵は防壁に入り、内部から退出し、船への乗船や防壁への移動もできる。他の兵種は防壁内部へ入れない。防壁内の部隊は通常の陸上移動で退くことができず、地形による制約には注意が必要だ。

民間船の積荷処理を改善 部分押収後も航路維持

積荷の一部を押収された場合でも、残りの積荷と航路は維持される。1隻に載せられる取引は最大10件。国家消滅後に相乗り船の清算処理が途中で止まる不具合も修正された。

次回予告 第32回「軍港の維持費」

次回は軍港が毎期消費する資金と食料を取り上げ、施設を維持する負担について解説する。

残骸の発生・回収条件
残る割合50%の確率
残る期間沈没期を含む10期
回収条件自国軍艦が隣接
戻る鋼鉄建造用鋼鉄の20%
端数切り上げ
費用なし
商船の荷戻らない
除籍した艦残骸を残さない
国桃谷連邦共和国8

桃谷から緑丘へ6,800人移住
戦時下の公国に新たな住民

非交戦国の桃谷から戦争続く緑丘へ 首都ナンサプは曇り

第141期、桃谷連邦共和国から緑丘公国へ6,800人が移住した。緑丘はオリョルッル王国との戦争を続け、首都は維持しているが、現代都市や軍事施設、歩兵部隊を相次いで失った。対外戦争に参加していない桃谷から、戦時下の公国へ人々が渡った。

戦争の続く緑丘へ 6,800人が故郷を離れる

緑丘では第137期に現代都市ノルミアが陥落し、第138期には軍港と兵站基地を失った。第140期には首都区画の歩兵、第141期には第32軍歩兵が消滅した。今期、桃谷からの移住者を迎えた緑丘の人口は19,700人となった。

「向こうで暮らす家族と合流することにした。戦争が続いているのは知っているし、不安もある。それでも一緒に暮らせる場所へ行きたい」。ナンサプを発つ男性はそう話した。見送りの女性も「着いたら、まず無事だと知らせてほしい」と願った。

桃の木の脇で送り出す人と、荷を抱えて去る人
ナンサプの門。荷を抱えた人が、緑丘へ向かって道を下りる。

戦争の外にある桃谷 周辺国との人口移動続く

桃谷の人口は104,700人、兵力25,400人、領地17区画、国庫4,355億円、食料1,019,800トン。働き手の不足はなく、対外戦争もしていない。それでも周辺国の戦争は遠い出来事ではない。今期の移住を通じ、桃谷の人々は緑丘の暮らしと結び付いている。

移住者の住まいと安全、受け入れ先の課題

新たに移り住んだ人々には住まいと仕事が必要になる。緑丘では戦闘が続き、軍事施設の喪失も相次ぐ。人口が増えても、移住先では戦闘から住民を守る対策も欠かせない。「家族みんなで暮らせるようになってほしい」。見送りに来た母親は新天地での生活を案じた。

ナンサプの食卓 桃の保存食

桃谷連邦共和国の首都ナンサプと桃の籠
ナンサプの市場。切った桃を干して、食卓に残す。

桃谷連邦共和国は自らを「桃の花が咲く谷の連邦共和国」と呼ぶ。首都ナンサプでは薄く切った桃を干し、粥や菓子に添える保存食が親しまれている。「生の桃は日持ちしないけれど、干せば少しずつ食べられる」。市場の女性は話す。桃は国の象徴であり、日々の食卓にもなじんだ果物だ。

国の横顔 桃の花が咲く谷の連邦共和国

首都ナンサプには桃を扱う市場や保存食を作る人々の暮らしがある。対外戦争には参加していないが、第141期には6,800人が交戦中の緑丘へ移住した。平穏な国から戦時下の国へ向かう人々の移動が、両国を結んでいる。

桃谷連邦共和国
首都ナンサプ
天気曇り
人口104,700人
兵力25,400人
領地17区画
国庫4,355億円
食料1,019,800トン

今期の桃谷

対外戦争には参加せず、働き手の不足もない。第141期には6,800人が交戦中の緑丘公国へ移住した。

社会・文化朱川共和国9

朱川、オラニウムとの開戦迫る
丹城に不安広がる

第144期に開戦 労働力13,700人不足の中、新都市建設も進む

朱川共和国は第144期、オラニウム連邦との戦争に入る。開戦まで残り3期となった第141期、首都丹城では従来の暮らしが続き、住民の間には戦争への不安が広がっている。人口は111,300人、兵力35,800人、領地16区画。丹城は曇りだった。国内では13,700人の働き手が不足し、今期は(67,8)で計画都市の建設も進められた。

「戦争が始まると言われても、仕事をやめるわけにはいかない。家族を食べさせるには、明日も店を開かなければならない」。丹城の染物職人はそう話した。

開戦まで3期 首都では普段の暮らし続く

朱川とオラニウムの戦闘はまだ始まっていない。「兵隊がどこへ行くのか、戦争がどこで始まるのか、私たちには分からない。ただ、町まで戦火が来ないことを願うばかりです」と市内の女性。商人は「戦争の話ばかりしていても仕方がない。今は商売を続け、暮らしを守ることを考えている」と語った。

労働力13,700人不足 国内産業にも課題

共和国では開戦前の現在、13,700人の働き手が不足する。開戦前から人手不足が続き、戦闘が始まれば部隊運用や施設維持と並行して生産活動を続けなければならない。「人手が足りないと仕事が一部に集中する。戦争になれば、今より忙しくなるのではないか」と工房の男性は懸念する。国庫は6,985億円、食料は948,600トン。

新たな都市建設 (67,8)を開発予定地に

共和国は第141期、(67,8)で計画都市の建設を進め、同区画は開発予定地となった。開戦が迫る中でも、国内では都市建設が進む。新しい土地にどのような町を築くかが今後の課題となる。

銀嶺から食料を調達 開戦前も交易続く

第140期には銀嶺侯国の食料148を呼び値147で落札した。開戦を控えながら、共和国は他国との食料交易を続けている。

丹城の読書会で短編『橋の端』 親子のすれ違い描く

川と橋と、瓶に布を浸す染屋
丹城の橋。染屋が瓶に布を浸し、向こう岸の客を待っている。

首都丹城で作者不詳の短編『橋の端』を読む集まりが開かれた。川沿いの染物工房を舞台に、注文の布を当日中に届けたい娘と、十分に乾かすべきだとする父の意見が食い違う物語だ。娘は「今日渡すと約束したのに」と急ぐが、父は品質を守ることを譲らない。橋の向こう岸の客を見つめる娘の場面で話は終わり、注文品を届けたかは描かれない。

「約束を守る娘」と「仕事を守る父」

読書会では解釈が分かれた。「約束した日に届けることも商売の信用でしょう」と商人の女性。「乾いていない布を渡し、あとで色が落ちたらどうするんです」と工房の男性。作品は仕事の責任と約束を守る難しさについて議論を呼んだ。

戦争を前に、文化活動も続く

開戦が近づく丹城でも読書会は開かれている。「戦争になっても、本を読んだり、みんなで話したりする時間は残ってほしい」。参加者の一人はそう願った。

次回の文化面は金野伯爵領を取り上げる。

朱川共和国
首都丹城
天気曇り
人口111,300人
兵力35,800人
領地16区画
国庫6,985億円
食料948,600トン

丹城の染物工房

朱川は自らを「朱色の川が流れる共和国」と呼ぶ。染色には布を洗い、染め、乾かす仕事があり、短編『橋の端』にも職人の営みが描かれた。

人物・地方灰岩王国10

灰岩、新たな都市建設に着手
ロシュグリーズの外に開発予定地

(38,42)で計画進む 人口136,800人、対外戦争なし

灰岩王国は第141期、(38,42)で新たな計画都市の建設を進め、同区画を開発予定地とした。王国は対外戦争に参加せず、国内の開発を続けている。首都ロシュグリーズは曇り。人口は136,800人、兵力25,300人、領地18区画となっている。今期は青海共和国から石材101を538億円で落札した。

新しい町をつくる人々 灰岩の測量師に聞く

「図面に町を描くのは簡単です。しかし、本当に人が暮らせる場所にするには、考えなければならないことが山ほどあります」。灰岩で都市計画に携わる測量師の男性は、新たな都市の建設について語った。

岩の上で杭の列を見る測量師
灰岩の測量師。開発予定地(38,42)に、杭の列を置いた。

王国では今期、(38,42)が開発予定地となった。「家を建てる場所だけ決めても町にはなりません。人が行き来する道、生活に使う水、食料や資材を運び込む経路も必要になります」。測量師は生活を支える施設と仕事の場所を考えることが欠かせないという。「立派な建物を一つ建てるより、そこで毎日暮らせるようにする方が難しいんです」

図面の先にある暮らし

開発予定地はこれから都市として整備される土地だ。「新しい町ができたら、そこへ移り住みたいという人も出てくるでしょう。その人たちが困らないように計画を考えています」。住宅や道路をどう整えるかは、これからの町づくりの課題だ。

対外戦争のない灰岩 国内開発を進める

王国の国庫は3,416億円、食料は982,300トン。働き手の不足はない。戦争が続く国々では都市の占領や人口移動が相次ぐ。灰岩では新しい町の計画が進んでいる。「戦争をしていないからといって、仕事がないわけではありません。家を建て、町を整える仕事がいくらでもあります」と建築関係者は話す。

青海から石材を調達 101を538億円で落札

灰岩王国は第141期、青海共和国の石材101を538億円で落札した。石材は建築や施設整備に使われるが、国内で新たな都市の計画が進む時期に、建築資材の取引も成立した。取引の詳報は5面。

灰岩の建築文化 石材を生かした町並み

灰岩王国は自らを「灰色の岩山に都を構える古い王国」と呼ぶ。首都ロシュグリーズでは石を使った建築が町並みを形づくっている。「石は同じように見えても、形も硬さも違います。使う場所に合わせて選ばなければなりません」と石工の男性。材料を加工し、建物に合わせて組み上げる技術は新しい町でも生かされるだろう。

人物小欄 町づくりの仕事

新しい町には測量、設計、建築、資材の調達といった役割が必要になる。「町ができて、そこに人が住み、毎日生活を送るようになって初めて、私たちの仕事が形になったと言えるんです」。測量師はそう語った。

灰岩王国
天気曇り
人口136,800人
兵力25,300人
領地18区画
国庫3,416億円
食料982,300トン
落札石材101を538

今期の灰岩

開発予定地は(38,42)。対外戦争はなく、働き手の不足もない。青海から石材101を538億円で落札した。