夕刊
第139期
トレーディア新聞社
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トレーディア
新聞THE TREDIA SHIMBUN
トレーディア暦2年10月第4週
秋季
本日10面
主な記事 緑丘の現代都市が陥落 なのですと連邦が停戦 クジラが王国の都市を踏む 火災で46,000人 黄砂へ57,500人 朱川が宣戦 雪は82区画
総合緑丘の現代都市1

オリョルッル、緑丘の現代都市占領 
港・工場も奪取

公国領は9区画に縮小 歩兵2部隊消滅、王国軍の攻勢続く

雨の石造りの通りと門に立つ兵
王国軍が占領した緑丘公国の現代都市。第139期、現代都市(17,48)は王国領となった。

オリョルッル王国軍は第139期、緑丘公国の現代都市(17,48)を占領した。同じ期に港(14,46)と工場(18,45)も奪取し、工場から100億円を獲得した。公国は3区画を失い、領地は12区画から9区画に縮小した。

現代都市、港、工場はいずれも施設を残したまま王国領となった。公国首都緑丘と現代都市アルヴェナは引き続き公国領にある。

「昨日までは公国の旗だった。今朝、店を開けようとしたら、門には王国の兵が立っていた」。占領された現代都市の商店主はそう話す。建物も通りも昨日と変わらないが、町を治める国は替わった。

緑丘軍は今期、第3方面軍と第1方面軍の歩兵各1部隊を失った。兵力は前期の35,700人から25,100人へ減少。今期の戦果は王国軍8,100人、公国軍1,700人で、累計は王国軍49,300人、公国軍14,100人となった。

ノルミア陥落から3期 主要施設の喪失続く

緑丘公国は第137期、現代都市ノルミアを王国軍に占領された。第138期には軍港と兵站基地を失い、予備兵1,000人も奪われた。今期はさらに現代都市と港、工場を王国領とされた。

王国軍の占領は3期にわたり主要施設に及んだ。都市や軍事施設に加え、生産活動を担う工場も失った公国は、首都緑丘と現代都市アルヴェナの保持を続けている。

工場から100億円奪取 港湾施設も王国領に

占領された港(14,46)は施設を残したまま王国領となった。工場(18,45)も存続し、占領に伴って100億円が王国側へ渡った。緑丘公国は軍事施設の喪失に続き、港湾と生産施設も奪われた。詳報2面。

クジラ、王国の別の都市を破壊 2期連続の被害

怪獣クジラは第139期、オリョルッル王国の都市(10,42)を踏み荒らし、区画は「怪獣の地」に変わった。前期に王国内で初めて出現して破壊した別の都市(11,43)の跡は、今期には荒地となっている。王国内で2期続けて都市が破壊された。詳報4面。

なのです・シンジケート停戦 連邦は首都保持

なのです主義人民共和国とシンジケート連邦は第139期、停戦に合意し、第115期から続く戦争を終えた。連邦は第138期に領地3区画、兵力7,900人となっていたが、首都プライムを保持したまま停戦を迎えた。累計戦果はなのです114,200人、連邦44,900人。詳報3面。

緑丘・カペレナも停戦 オリョルッルとの戦争は継続

緑丘公国とカペレナ王国も停戦に合意し、第103期からの戦争を終えた。ただし緑丘公国とオリョルッル王国はなお交戦中。カペレナ王国も黒潮自治国との戦闘を続けている。詳報3面。

本紙社説 緑丘公国、国家存続の瀬戸際

緑丘公国の敗退が続く。第137期の現代都市ノルミア、第138期の軍港と兵站基地、そして第139期の現代都市、港、工場。王国軍は公国の主要施設を3期にわたって占領した。公国領は9区画、兵力は25,100人に減った。

失ったのは土地ばかりではない。港は海上交通、工場は生産活動、兵站基地は部隊の補充を支える。王国軍の攻勢は、緑丘公国を動かす基盤そのものに及んでいる。今期は歩兵2部隊が消滅し、首都区画の第1方面軍歩兵も失われた。

公国はカペレナとの戦争を終えたが、主要施設を奪っているオリョルッルとの戦闘は続く。首都緑丘と現代都市アルヴェナはなお公国領にある。本紙は、残る都市と部隊の防衛が国家存続を左右する局面に入ったとみる。

戦況緑丘戦線2

緑丘歩兵2部隊が消滅
王国軍、現代都市など3区画占領

第3方面軍・第1方面軍が部隊喪失 王国の今期戦果8,100人

オリョルッルと緑丘の戦場
オリョルッル王国と緑丘公国の交戦地域。現代都市(17,48)、港(14,46)、工場(18,45)は王国の占領下。

緑丘公国軍は第139期、オリョルッル王国軍との交戦で歩兵2部隊を失った。王国第32軍砲兵が攻撃した第3方面軍の歩兵と、王国第21軍歩兵が攻撃した第1方面軍の歩兵が、それぞれ消滅した。

第1方面軍の歩兵がいたのは公国首都緑丘の区画だった。首都そのものは公国領のまま残ったが、その区画の守備部隊が失われた。王国軍は現代都市(17,48)、港(14,46)、工場(18,45)も占領した。

今期の戦果は王国軍8,100人、公国軍1,700人。累計戦果は王国軍49,300人、公国軍14,100人となった。

第32軍砲兵と第21軍歩兵、公国の2部隊を消滅させる

王国第32軍砲兵は緑丘第3方面軍歩兵を攻撃し、同部隊が消滅した。また王国第21軍歩兵は首都区画にいた第1方面軍歩兵を攻撃し、こちらも消滅させた。公国軍の兵力は前期の35,700人から25,100人に減少した。

王国軍の戦果8,100人 緑丘軍も反撃

王国軍は歩兵、海兵などを投入し、公国軍も反撃した。今期の戦果は王国軍8,100人、公国軍1,700人。累計は王国軍49,300人、公国軍14,100人となった。交戦ごとの内訳は右表に示した。

首都緑丘とアルヴェナはなお公国領

首都緑丘は雨、現代都市アルヴェナは曇りで、ともに公国領を維持した。公国の人口は26,400人、兵力25,100人、領地9区画、国庫17,922億円、食料849,100トン、働き手不足162,400人。王国の人口は961,400人、兵力559,000人、領地340区画、国庫14,700億円となった。

緑丘駆逐艦、自国工場の区画へ再び艦砲射撃

緑丘公国の駆逐艦は、自国の工場区画(16,48)へ第138期に続いて艦砲射撃を行った。同区画の工場は今期も公国領として残っている。

王国戦艦、中立の怪獣の地へ艦砲射撃

オリョルッル王国の戦艦は、中立の怪獣の地(30,49)へ艦砲射撃を行った。緑丘との交戦とは別の区画での軍事行動となる。

戦況論説 都市と歩兵を失った緑丘

緑丘は今期、現代都市と港、工場を奪われ、歩兵2部隊も失った。前期の軍港・兵站基地の喪失に続く後退である。首都区画にいた歩兵の消滅は、残存戦力の配置にも影響する。首都緑丘とアルヴェナを保持する公国軍が、残る9区画をいかに守るか。王国軍の攻勢を前に防衛態勢の立て直しが急がれる。

第139期の主な交戦・戦果(攻撃側/反撃側)
王国歩兵→公国歩兵2,000対400
王国海兵→公国歩兵2,300対100
王国歩兵→公国歩兵1,400対200
公国歩兵→王国海兵400対700
公国歩兵→王国歩兵300対900
公国歩兵→王国歩兵300対800
緑丘公国
人口26,400人
兵力25,100人
領地9区画
国庫17,922億円
食料849,100トン
国際二つの停戦3

なのです・シンジケート停戦
連邦、首都守り戦争終結

第115期からの交戦に終止符 緑丘・カペレナも停戦合意

なのです主義人民共和国とシンジケート連邦は第139期、停戦に合意し、第115期から続いた戦争を終えた。連邦は領地3区画を保持し、首都プライムを失わずに停戦を迎えた。現在の連邦人口は13,900人、兵力12,900人。なのですは人口962,700人、兵力462,900人、領地303区画を持つ。

両国の累計戦果はなのです軍114,200人、連邦軍44,900人。連邦は首都を守り抜いたが、戦争を始めた頃の勢力を失い、わずかな領土を残して停戦を迎えた。

アウストレア大陸、なのですの覇権固まる

アウストレア大陸を本拠とするなのです主義人民共和国は、長期にわたる対シンジケート戦を終えた。なのですの総領地は303区画、総兵力は462,900人。対するシンジケートは3区画、12,900人にとどまる。いずれも国家全体の数字だが、両国の力の隔たりは際立つ。

本紙は、今回の停戦でアウストレア大陸の勢力争いは大勢が決したとみる。連邦がなお首都プライムを保持する以上、なのですによる完全統一ではない。それでも、旧来の敵国が3区画を残すのみとなった現状は、なのです主義人民共和国が大陸の主導権をほぼ握ったことを物語る。

降伏勧告の末の停戦 連邦、首都と独立を維持

前号まで降伏勧告をめぐる戦況として伝えた戦争は、連邦の消滅ではなく停戦で幕を閉じた。連邦は首都プライムと3区画を維持した。人口は前期10,100人から今期13,900人、兵力は7,900人から12,900人となったが、なのですの303区画、462,900人に対して国力の差はなお大きい。

政治的独立の先に経済従属の懸念

連邦は領土の大半を失い、残る3区画で経済を立て直さなければならない。食料や燃料、鋼鉄などを国内でどこまで確保できるかが、国家の自立に関わる。必要な資源を旧敵国から調達する比重が高まれば、交易条件を通じてなのですの影響力が及ぶおそれがある。

停戦後12期、両国は再戦できず、民間による弾薬・燃料・鋼鉄の相互売買も停止する。国家間取引は続く。連邦がなのですからの資源供給に依存すれば、調達価格や供給条件をめぐる政府間交渉が、連邦の経済運営を左右しかねない。

連邦には第三国との交易を広げ、資源調達先を分散する道も残る。政治的に独立していても、経済政策を自国の判断で決められなくなれば、事実上の属国に近づく。停戦が連邦に与えたのは、そうした事態を避けるための時間でもある。

再戦禁止12期 独立を支える国力再建へ

なのです主義人民共和国が大陸で主導権を握ったとの本紙の評価は変わらない。ただしシンジケートが独立国として生き残るかどうかは、国境を守る力に加え、食料や工業資源を安定して得られるかにもかかっている。首都を守って得た停戦を、連邦は経済的自立の足場に変えられるか。

緑丘・カペレナも停戦 第103期以来の戦争終結

緑丘公国とカペレナ王国も第139期、停戦に合意した。第103期から続いた両国の戦争は終わったが、緑丘とオリョルッル王国の戦闘は続いている。カペレナも黒潮自治国と交戦中だ。両国間にも12期の再戦禁止と、民間の弾薬・燃料・鋼鉄の売買制限が適用される。

泰平軍、アルガ歩兵部隊を消滅 戦果13,400人

泰平とアルガの戦場
泰平天国とアルガリスト帝国の交戦地域。首都アルガリストは帝国領のまま。

泰平天国第20軍の砲兵はアルガリスト帝国第1軍の歩兵を攻撃し、同部隊を消滅させた。今期の戦果は泰平軍13,400人、アルガ軍3,300人。累計はそれぞれ48,000人、17,000人となった。第138期にもアルガ軍の歩兵部隊が消滅している。首都アルガリストは帝国領のままだ。

泰平軍は中立の森4区画、アルガ軍は中立の山1区画を占領した。アルガの兵力は48,200人、領地27区画。泰平は兵力619,700人、領地199区画となった。

黒潮商船に砲弾2発 耐久値2で海域に残る

カペレナ王国の戦艦と巡洋艦は、黒潮自治国の商船がいる海域(21,18)へ艦砲射撃を行った。商船は2発被弾し、耐久値(HP)は2となったが、同海域に残っている。前期にも同じ海域へ艦砲射撃が行われ、今期は商船が2発被弾し、HPは2となった。

今期の陸上戦果は黒潮2,600人、カペレナ1,300人。累計は黒潮112,600人、カペレナ158,900人。黒潮は陸戦の戦果で上回っていても、前期の礁の湯喪失に続き、海上の商船も被弾した。

なのです、アウストレア大陸西方に軍港新設

なのですは浅瀬(3,71)を軍港に変え、同じ期に造船を行った。軍港の天候は曇りで、首都電都は晴れとなっている。

朱川、オラニウムに宣戦 開戦は第144期

朱川共和国はオラニウム連邦に宣戦布告した。開戦は第144期。前期には朱川の町(70,13)がオラニウム軍に占領されている。首都丹城は朱川領にある。

国際論説 二つの停戦、その重みの違い

同じ第139期の停戦でも、帰結は異なる。シンジケートは首都と3区画を残して生き延びたが、アウストレア大陸の力関係ではなのですの優位が鮮明になった。緑丘はカペレナとの戦争を終えても、オリョルッルとの戦闘を続けている。停戦後も両国の抱える戦況は大きく異なる。

泰平とアルガ
今期の泰平13,400人
今期のアルガ3,300人
これまでの泰平48,000人
これまでのアルガ17,000人
黒潮とカペレナ
今期の黒潮2,600人
今期の王国1,300人
これまでの黒潮112,600人
これまでの王国158,900人
商船のHP2
二つの停戦
なのですの戦果114,200人
連邦の戦果44,900人
始まり第115期
緑丘とカペレナ第103期から
再戦できない期間12期
民間の弾薬・燃料・鋼鉄取引停止
国家間取引継続可

小欄 西の軍港

なのですの新しい軍港は、アウストレア大陸の西端にある。浅瀬だった場所に岸壁ができ、今期そこで船を造った。

社会火災と怪獣4

4か国で火災相次ぐ
死者46,000人

チェス21,200人、なのです11,500人 5期累計256,900人

第139期、チェス=シロバキア共和国、なのです主義人民共和国、テキスタン共和国、カペレナ王国の4か国で火災が相次ぎ、計46,000人が死亡した。チェス21,200人、なのです11,500人、テキスタン7,700人、カペレナ5,600人。第135期から今期まで5期の火災死者は256,900人に達した。

チェス5区画で21,200人死亡

チェスでは都市(76,66)で5,100人、都市(77,64)で5,000人が死亡。町(70,59)で4,200人、(67,67)で4,100人、(72,78)で2,800人が死亡した。被災した5区画の死者は21,200人に上る。

なのです3区画で11,500人死亡

なのですでは都市(13,60)で5,100人、町(12,78)で3,300人、町(22,62)で3,100人が死亡。前期にも29,800人が火災で死亡している。

白波王国の工場焼失 跡地は荒地に

白波王国の工場(64,17)は火災で焼失し、区画は荒地となった。土地の領有は白波王国のまま残っている。

市街を崩す節のある巨体
晴れの市街を、節のある巨体が崩している。

クジラ、オリョルッルの別の都市を破壊
なのですでも村・工場失う

怪獣クジラは第139期、オリョルッル王国の都市(10,42)を踏み荒らし、区画を「怪獣の地」に変えた。王国では前期に初めてクジラが出現し、別の都市(11,43)を破壊している。2期連続の都市破壊となり、前期に失った都市の跡は今期には荒地となった。

なのです、村と工場が怪獣の地に

なのですではクジラが村(16,68)を、いのらが工場(17,66)を踏み荒らし、両区画とも怪獣の地に変わった。中立地(22,76)のクジラは姿を消し、その跡は荒地となった。

社会論説 5期で256,900人死亡

今期の火災死者46,000人は前期の71,500人より少ない。5期の累計は256,900人に達する。都市や町の暮らしを奪う火災への備えと被災地の再建は、各国が向き合うべき重い課題である。

就業求め77,700人が移住 黄砂・テキスタンが受け入れ

なのです主義人民共和国から黄砂同盟へ57,500人、銀嶺侯国からテキスタン共和国へ20,200人が仕事を求めて移住した。移住者は合わせて77,700人。黄砂同盟の現在人口は184,300人、テキスタン共和国は306,700人となっている。

到着した人々には食事や住まい、働き口が必要となる。

火災
チェス21,200人
なのです11,500人
テキスタン7,700人
カペレナ5,600人
今期46,000人
5期256,900人

チェスの内訳

町(67,67)4,100人
都市(77,64)5,000人
町(70,59)4,200人
都市(76,66)5,100人
町(72,78)2,800人

なのですの内訳

町(12,78)3,300人
町(22,62)3,100人
都市(13,60)5,100人
経済相場5

弾薬・工業品が上昇
主要6資源の相場は横ばい

弾薬93.14、工業品62.91 貿易記録はなのですが首位

第139期の相場は弾薬93.14、工業品62.91。前期の92.70、62.25からそれぞれ上昇した。木材3.2、鋼鉄12、石油7.2、燃料6.8、石材5.6、鉱石4.8の主要6資源は前期と同じ水準だった。

貿易の記録はなのです主義人民共和国13,286、あろあろ国10,729、カペレナ王国7,777。航海は青海共和国543、黒潮自治国282、緑丘公国72の順となった。緑丘は今期、港を失ったが、航海の記録では3番目に入った。

経済短評 動いたのは弾薬・工業品

弾薬は前期から0.44、工業品は0.66上がった。資源6品目の値動きが止まる中、加工品の相場には小幅な変化が出た。

朱川、中立の森を開拓 木材400,000トン獲得

朱川共和国は中立の森(68,8)を整地して木材400,000トンを得た。区画は町となり、隣の現代都市朱澄も朱川領のままだ。黒潮自治国と灰岩王国もそれぞれ森を整地し、木材400,000トンを得た。

なのです・オリョルッル、鉱山・油田の段階低下

なのですの鉱山・油田(16,82)は段階2から1となり、蓄積値が168減少した。オリョルッルの鉱山・油田(10,44)も段階2から1となり、蓄積値が238減った。

スルガの石材、売り値70から78へ

売り出しは12件。スルガが石材13を78で掲げた。前期の呼び値70から上昇している。銀嶺侯国の食料148は147で、前期と同じ。いずれも売り出し価格である。各件の一覧は右欄に掲載した。

売り出し12件(品目・数量/呼び値)
青海・工業品8502
白波・工業品9516
黄砂・石油81534
銀嶺・食料148147
スルガ・石材1378
青海・石材101538
白波・木材184537
黄砂・鉱石119538
アルガ・食料600626
蒼森・鋼鉄12150
青海・木材178539
白波・鉱石121539
気象雪と海6

雪82区画に拡大
曇りは3,962区画で最多

前期より雪12区画増 雨も15区画増える

第139期の天気図
第139期の天気。雪は82区画。セントラ大陸、アカピ大陸の名で示す。

第139期の天候は曇り3,962区画が最多で、晴れ3,590区画、雨466区画、雪82区画だった。雷の区画はない。雪は前期70区画から12区画、雨は451区画から15区画増えた。世界全体では曇天が広く分布する中、雪と雨の区画がともに増えている。

戦場の天候 緑丘は雨、アルヴェナは曇り

緑丘公国の首都と、今期王国軍に占領された現代都市(17,48)は雨。公国領に残るアルヴェナは曇りだった。黒潮の首都ネルヴェナも雨。オリョルッル王国の首都、カペナグラード、アルガリスト、湖陽は曇りで、天都、白波、銀嶺のモンタルジェント、電都は晴れ。クジラが踏み荒らした都市(10,42)も晴天だった。

天候
晴れ3,590
曇り3,962
雨466
雪82
雷0

暖流・寒流の分布を掲載
航路全体の海況を把握

第139期の海流図
第139期の海流。暖流と寒流。

船を出す人は、港の空と、航路に沿った海の色を見る。第139期の暖流と寒流を海流図にまとめた。

入門第29回7

燃料不足で商船停止
軍艦は船体損傷

船舶運用の違いと停戦・海底都市の新制度を解説

軍艦は毎期、国家の資金・食料・燃料を使う。燃料が不足すれば耐久値が1減少する。維持費を支払った軍艦の修理割合は、温帯100、亜熱帯と亜寒帯90、熱帯と寒帯80(いずれも100のうち)である。

民間船は燃料がなければ動けず

商船や漁船が使う燃料は、国庫と別に管理される民間の資源から支払われる。国が燃料を持っていても民間側で不足すれば商船は移動できず、漁船も出港しない。遠洋漁船は移動1区画ごとに商船と同じ量の燃料を使う。港に待機中の遠洋漁船がある国では、新たな遠洋漁船も造られない。

「燃料が届かなければ船は出せない。積み荷の準備ができていても、岸壁で待つしかない」。港で綱を扱う作業員は話した。

停戦後12期は再戦禁止 民間取引も制限

第139期から、停戦した二国はその後12期、互いに開戦できない。旧交戦国間では民間の弾薬・燃料・鋼鉄の売買も止まるが、政府間の取引は続けられる。停戦打診は4期で期限が切れ、期限切れ後3期は同じ相手に再提出できない。

今期停戦したなのです主義人民共和国とシンジケートにも適用される。民間の軍需取引が止まる一方、政府間の資源調達は可能だ。

海底都市は通過可能 停泊・上陸は不可

軍艦、国の商船、民間船、漁船、遊覧船は、海底都市の区画を通過できる。ただし停泊・入港や部隊の上陸には使えない。交戦相手や禁輸相手の海底都市、敵兵がいる海底都市は通れない。

海底都市には首都以外でも兵を配置でき、配置の規則は現代都市と同じである。足場には自国の陸地、養殖場、油田が使える。養殖場の隣に建てても養殖場は残る。

次回は軍艦の修理と耐久値の回復を詳しく扱う。

燃料が足りないとき
軍艦1だけ傷む
商船止まる
漁船出港しない
遠洋漁船燃料が無ければ出ない
停戦・海底都市の新制度
停戦のあと12期は再戦できない
そのあいだの民間弾薬・燃料・鋼鉄は止まる
国どうしの取引続く
打診4期で切れる
切れたあと3期は出し直せない
海底都市通過可、停泊・上陸不可
国白波王国8

造船の町に朝の槌音
白波、川岸に息づく暮らし

市場に川魚のパイ 工場火災は4面

晴れの造船所と魚とパン
白波の川岸にある造船所。船台の作業と朝市のにぎわい。

川沿いの造船と交易を特色とする白波王国。第139期の首都白波は晴れ。川岸の造船所では朝から槌が鳴り、船台に組み上げた肋材へ外板を取り付ける作業が進んでいた。近くの桟橋では朝市が開き、働きに出る職人と買い物客が行き交う。

川上からの木材、船大工が選ぶ

造船所には川上の乾燥場から届いた木材が積まれる。船大工は反りや傷を一本ずつ確かめ、船体に合う板を選ぶ。「板は一本ずつ癖が違う。無理に曲げれば、あとで船に響く」。若い職人はそう言って外板の位置を測り直した。

傍らでは進水作業に使う綱の手入れも続く。船体を組み上げ、完成した船を川へ送り出すまで、造船所にはさまざまな仕事がある。「自分が板を打った船が浮かぶところを見るのが一番うれしい」と年配の船大工は話した。

造船所の笛で始まる朝市

桟橋近くの市には白身魚、川魚のパイ、焼きたてのパンが並び、紅茶や砂糖菓子を売る店にも客が集まる。パイは川魚を生地で包んで焼いた、この土地ならではの一品だ。「職人さんは朝が早いから、仕事前にパンを買う人も多い」。市場の女性が話す。

白波シーグラスが公開練習

港の倉庫街にある潮騒体育館では、地元チーム「白波シーグラス」が週に一度、練習を一般公開している。室内の床を滑る球を追って選手が走る。相馬凪は壁際で受けた球を味方へ送り、攻撃をつないだ。観客席には造船所の職人もいた。「練習だと選手の動きがよく見える」。仕事場とは違う活気が体育館を包んだ。

王国の工場(64,17)が火災で焼け、跡が荒地となった被害は4面に掲載した。

白波王国
首都白波
天気晴れ
人口215,900人
兵力34,000人
国庫17,620億円
食料2,239,400トン
領地30区画
働き手不足はない

白波の食卓

川魚を包んだパイ、朝の仕事前に買うパン、買い物の合間に飲む紅茶。造船所の近くに並ぶ市場の味だ。

文化翠湖自治州9

湖畔の短編に反響
『杭を数える』読書会で議論

舟の帰りを待つ娘と父の物語 湖陽の暮らしを映す

曇りの湖と桟橋と譜面
翠湖自治州の首都湖陽。湖へ伸びる桟橋と、舟を待つ人々。

翡翠色の湖を象徴とする翠湖自治州。その首都湖陽で、作者の名を明かさず発表された短編『杭を数える』が読書会の話題となった。湖で働く父の帰りを待つ娘の物語で、結末の受け止め方をめぐって意見が交わされた。第139期の湖陽は曇りだった。

帰らぬ舟を待つ娘

物語の主人公は湖畔に暮らす少女。父は舟で対岸へ働きに出ており、娘は夕刻になると桟橋の杭を数えながら帰りを待つ。ある日、風が強まり、いつもの時刻を過ぎても父の舟が戻らない。母に帰宅を促されても少女は桟橋を離れず、何度も杭を数え直す。

翌日もその次の日も父は戻らず、娘は桟橋へ通う。やがて天候が回復して舟が戻り始めるが、父の姿はない。最後に娘は杭を数える手を止めた。湖上に一隻の舟影を見つけ、見覚えのある帆を探すように身を乗り出す。

読書会、娘の最後の姿を語る

読書会では、数えるのをやめた理由に意見が分かれた。「父が戻ると信じられたからでは」と語る参加者に対し、別の読者は「何度数えても帰りは早まらないと知ったのだろう」と話す。桟橋で待つ娘の姿は、湖畔で暮らす人々の記憶を呼び起こした。

湖の暮らしを物語に

舟は対岸への往来や荷物の運搬を支える一方、風や霧に運航を左右される。「天気が悪い日は向こう岸が見えない。帰りを待つ気持ちは分かる」。湖畔の住民はそう話した。身近な不安を描いた短編が、読者の共感を集めている。次回の文化面は蒼森辺境伯領を取り上げる。

翠湖自治州
首都湖陽
天気曇り
人口63,200人
兵力30,800人
国庫6,300億円
食料842,500トン
領地13区画
対外戦争なし

作品紹介『杭を数える』

湖の対岸へ働きに出た父を待つ少女。荒天の日、父の舟が戻らなくなる。杭を数え続けた娘は、最後に一隻の舟影を見つめる。娘は舟影に目を凝らす。読書会では、その姿をめぐり意見が分かれた。

湖畔の舟運

舟は通勤や荷物の運搬を支えるが、風や霧に左右される。桟橋は仕事に出る人と、帰りを待つ家族が行き交う場所だ。

人物・社会銀嶺侯国10

銀嶺から20,200人が国外へ
働き口求めテキスタンに移住

大規模な人口移動 工房に残る不安

銀嶺侯国からテキスタン共和国へ、第139期、仕事を求める20,200人が移住した。侯国の現在人口は101,100人。首都モンタルジェントは晴れ。

新たな働き口求めて

「こちらにも暮らしはあるが、向こうならもっと仕事が見つかるかもしれない」。出発する住民はそう話した。銀嶺では現時点で労働力不足はない。住民は新たな働き口を求め、テキスタンへ向かった。

人が去った工房、残る仕事

モンタルジェントの工房では今も銀杯を磨く音が響く。「人が減れば、いずれ仕事にも影響が出る。今は注文があるが、この先は分からない」。職人は手を止めて話した。町では商店主も、客足への影響を気にかけている。

家族を残して旅立つ人も

町の宿で働く女性は、家族を銀嶺に残し先に移る客がいたと話す。「仕事が落ち着いたら家族も呼びたいと言っていた」。出発した住民を見送った家族は、銀嶺で普段の暮らしを続けている。

銀嶺の仕事と暮らし

銀嶺の領地は12区画、兵力は31,000人。労働力不足はなく、対外戦争もしていない。食料148を147で売り出した取引は5面に掲載。侯国が雇用や生活の条件をどう整えるかが問われる。

受け入れ国テキスタン、新たな働き手

【社会部】テキスタン共和国は銀嶺から20,200人を受け入れ、人口は306,700人となった。移住者には職場と住居、生活基盤が必要になる。人材が増える利点の一方、新しく住む人々の生活を支える仕事も生まれる。送り出す銀嶺と迎えるテキスタンでは、同じ人口移動の意味が異なる。

銀嶺侯国
首都モンタルジェント
天気晴れ
出発20,200人
人口101,100人
兵力31,000人
国庫5,205億円
食料1,148,000トン
領地12区画

移住する人々

銀嶺からテキスタンへ働き口を求めて20,200人が移った。銀嶺の現在人口は101,100人。送り出す町と、迎える町で新しい生活が始まる。