カペレナ、ノルステアに軍港建設
大陸外へ進出
第136期に占領した森の北側 浅瀬を軍港に変え造船 黒潮の礁の湯も占領
【総合部】カペレナ王国は第138期、ノルステア大陸東端(87,20)に軍港を建設し、造船を行った。従来の浅瀬が軍港に変わり、王国は首都カペナグラードのあるアカピ大陸から離れた土地に、新たな海上拠点を得た。南隣の森(87,21)は第136期から王国領で、ノルステアにおける王国の領地は合わせて2区画となった。
「森を取ったときは、ここに港ができるとは思わなかった」。岸壁で鎖をたぐる作業員は新しい港を見渡した。「都からずいぶん遠いが、これから船を造るとなれば忙しくなるだろう」。同じ期、王国軍は黒潮自治国の港「礁の湯」も占領した。海を隔てた軍港建設と、戦場での港湾奪取が重なった。
第136期の森占領から2期 浅瀬に軍港
王国がノルステア大陸東端の森を占領したのは第136期。第138期には北隣の浅瀬に軍港を築き、造船も実行した。
「前は浅瀬だった場所に岸壁ができた」。沿岸で働く男性は海へ延びる石積みを指した。「今度はここで造った船が出ていくんだろう」
ノルステア東端、北と東に海
新港の北と東は海、西は浅瀬、南は王国領の森。ノルステア大陸西方には藍岬共和国連邦の首都シネモルスクがある。首都のあるアカピ大陸とは別の海に軍港を設けたことで、カペレナは遠隔地で艦船を建造する場所を確保した。港を運用するには今後、艦船の配備や補給が必要になる。
黒潮、礁の湯を喪失 カペレナ軍が港占領
【軍事部】カペレナ王国軍は第138期、黒潮自治国の港「礁の湯」(22,17)を占領した。港湾施設は港のまま、領有が王国へ替わった。黒潮は前期に現代都市フィルノアを自ら整地し、今期はさらに港を失った。領地は17区画から16区画に減っている。
「昨日と同じ岸壁なのに、掲げられた旗だけが違う」。礁の湯の荷役は港を見上げた。「仕事を続けるにも、これからは王国の兵に話を通すことになるのかな」
今期の陸上戦果は黒潮軍2,600人、王国軍1,600人。黒潮が1,000人上回ったが、港の領有は王国に移った。累計戦果は黒潮110,000人、カペレナ157,600人。黒潮政府はネルヴェナを首都として抗戦を続ける。詳報2面。
緑丘、軍港・兵站基地失う ノルミアに続き陥落
【軍事部】オリョルッル王国軍は緑丘公国の軍港(16,49)と兵站基地(17,46)を占領し、予備兵1,000人を奪った。前期の現代都市ノルミア陥落に続く軍事施設の喪失となった。
「町が取られたと思ったら、今度は軍港と補給の場所まで失った」。緑丘の兵士は前線からの報せを聞いた。「残った部隊をどう支えるのか」。今期の戦果は王国軍13,500人、緑丘軍3,500人。公国の兵力は49,800人から35,700人へ減り、領地は14区画から12区画となった。首都緑丘はなお公国領にある。詳報3面。
泰平、アルガの町占領 首都は帝国領
【軍事部】泰平天国軍は第138期、アルガリスト帝国の町(45,40)を占領した。帝国首都アルガリストは引き続き帝国の支配下にある。今期の戦果は泰平7,800人、アルガ2,900人。アルガの歩兵部隊も戦闘で消滅した。詳報4面。
チェス・なのですで大火 71,500人死亡
【社会部】第138期、チェス=シロバキア共和国となのです主義人民共和国で火災が相次ぎ、71,500人が死亡した。チェス41,700人、なのです29,800人。第135期以降4期の火災死者は210,900人に達した。チェスから胡椒帝国へは仕事を求める8,100人が移住した。詳報5面・11面。
カペレナ王国がノルステア大陸に軍港を築いた。第136期に占領した森の北隣を軍港とし、造船に着手した。首都カペナグラードのあるアカピ大陸から遠く離れた場所に、王国は新たな海上拠点を得た。
オリョルッル王国はソルエクア大陸の首都を本拠に、アカピ大陸とセントラ大陸へ領地を広げている。泰平天国はボレアリス大陸からセントラ大陸、ノルステア大陸へ進出した。なのです主義人民共和国はアウストレア大陸に首都を置き、セントラ大陸、ロンギード大陸、アカピ大陸にも領土を持つ。あろあろ国もノルステア大陸からボレアリス大陸へ進出している。
カペレナ王国も今回、本拠地のアカピ大陸を越え、ノルステア大陸に軍港を構えた。
本紙は、カペレナ王国がこれら列強国の仲間入りを果たしたと評価する。自国の中心地から離れた大陸に軍事拠点を築き、そこで造船に踏み出したことは、王国の勢力拡大にとって大きな前進となった。
南方にオリョルッル 王国の進路は西へ向かうか
カペレナ王国の南方には、広大な領土を持つオリョルッル王国が勢力を張っている。カペレナがアカピ大陸で南へ進出する道には、この強国が立ちはだかる。
カペレナは南方ではなく、海を隔てたノルステア大陸に新たな軍港を築いた。
南方に強国オリョルッルを抱えるカペレナが、同国との衝突を避け、他大陸に勢力拡大の活路を求める。南方との衝突を避け、海を隔てた新天地に活路を求める戦略だと本紙はみる。
同じ第138期、王国は黒潮自治国の港、礁の湯を占領した。こちらはアカピ大陸で続く戦争によって奪った港であり、ノルステア大陸の新港とは成り立ちが異なる。王国は黒潮との戦争を続けながら、別の大陸にも拠点を広げたことになる。
こうしてカペレナは、本拠地の外にも造船拠点を持った。王国の列強入りを評価する理由はここにある。