「プライム」が陥落
名は隣町へ移った
第123期に占領し、翌週は隣町へ
【総合部】シンジケート連邦の旧政府残党が、新たな首都として「プライム」を名乗っていた東方の町が、第123期になのです軍の占領下に入った。翌第124期、残党は隣接する別の町を再び「プライム」と定めた。なのです軍に奪われた旧首都プライムは、現在も同軍の支配下にある。
この名をめぐる攻防は、第119期に親なのです派のクーデターで旧政権が倒されて以来、抵抗を続けるシンジケート側の苦境を映している。旧首都を失った後、残党は人口6,300人の東方の町に首都の名を移していた。その町も陥落し、拠点を隣へ求めることになった。
なのです側は前号までに、旧プライムの占領を自国領土の回復と位置付け、オリョールの森で発見されたという古代壁画まで持ち出して領有を主張してきた。一方の旧政府残党は、旧首都を奪還できないまま、別の町に同じ名を掲げて抗戦を続けている。
第124期には、なのです軍が旧プライム東方の町をさらに占領した。町に蓄えられていた食料4万3,400トンも占領側へ渡った。残党側の人口は6万7,400人、兵力は4万2,300人。これに対し、なのです軍は44万8,500人の兵力を擁する。
戦闘も止んでいない。この二週間、なのです軍が相手に与えた損害は計1万1,700人、旧政府残党側の戦果は5,600人に上った。旧首都周辺と東方では、海兵、山岳兵、装甲部隊による交戦が続いている。
旧首都から東方の町へ、さらにその隣町へ。プライムの名を移しても、軍事的な後退が覆るわけではない。旧政府残党は新たな拠点を掲げて抵抗を続けるが、その足元では、なのです軍の占領地域が広がっている。