旧政府残党、東方の町を「プライム」と称す
首都失うも抵抗続行 なのです軍は周辺二都市を新たに占領
【戦況部】シンジケート連邦の旧政府残党が、東方の町を新たな首都と定め、「プライム」を名乗り始めた。第119期に親なのです派のクーデターによって政権を追われた旧政府勢力は、その後も抵抗を続けていたが、前期には首都プライムをなのです軍に占領されていた。今回の首都移転は、相次ぐ敗北のなかでなお抵抗を続ける姿勢を示したものとみられる。
新たにプライムを名乗る町は、旧首都の東方に位置し、人口は6,300人。これに対し、人口1万900人を擁する旧プライムは、引き続きなのです軍の占領下にある。旧政府残党は首都の名称を移すことで、失われた政権の正統性を主張する構えだ。
なのです側は前期、プライムを古来より自国固有の領土とする声明を発表している。オリョールの森で発見された古代壁画をその根拠に挙げ、同地の占領を歴史的な領土回復と位置付けた。旧政府残党が別の町に同じ名を掲げたことで、プライムをめぐる両者の主張は一段と対立を深めている。
一方、なのです軍は今期も攻勢を続け、旧プライム北方の二都市を新たに占領した。両都市の人口はそれぞれ1万600人、1万500人。占領に伴い、合計9万4,600トンの食料がなのです側の手に渡った。さらに、別の方面では採石場も制圧し、旧政府残党の支配地域を切り崩している。
新たなプライムの東方では、シンジケート側の山岳兵部隊がなおなのです軍と交戦を続けている。クーデターによる政権崩壊から首都陥落、そして新たな拠点への移転と、旧政府勢力は後退を重ねながらも武装抵抗をやめていない。
しかし、町に首都の名を移しても、失われた領土が戻るわけではない。なのです軍の進撃が続くなか、旧政府残党の支配地域はさらに狭まりつつある。