朝刊
第112期
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トレーディア新聞THE TREDIA SHIMBUN
トレーディア暦2年5月第1週
春季
本日10面
主な記事 黒潮の軍港、艦砲で破壊 空兵なお優勢 損害5,600対3,800 海事・軍制の大改定を解説 新規10か国 地図特集 入門講座第5回 徴兵
総合カピア艦砲、黒潮の軍港を破壊1

戦況

黒潮軍港、艦砲で破壊

累計3発で破壊 農場も半減 空兵はなお削る

破壊された軍港と岸に上がる住民
艦砲で壊された港湾。浅瀬に変わった岸と、荷物を抱える住民(トレーディア新聞)

カピア公国の巡洋艦は今期、黒潮自治国の軍港(20,18)地点を累計3発の命中で破壊した。跡地は浅瀬になった。同じ砲火は農場(20,17)地点にも当たり、規模が10から5へ落ちた。北の町を失ったあと、海からの打撃が港湾そのものを消した。

空兵はなお装甲を削る

国境(18,19)地点では、黒潮第32軍が空兵としてカピアの装甲兵へ攻め、装甲兵側に3,500人の損害を与えた。今期全国で各軍が与えた損害(反撃を含む)はカピア3,800人、黒潮5,600人。前号に続き、空兵の一撃が数字を動かした。詳報は2面。

駆逐艦4隻が応戦

黒潮は駆逐艦4隻で巡洋艦へ応戦し、相手に損傷を与えた(HP6→5)。造船の補給修理も(21,18)地点で進めた。軍港を失ったあとに残るのは、艦そのものと、次の港をどう守るかだ。

東の停戦は今期もなし

チェス=シロバキア共和国の政府表明は「全員敵なので一人残らず消します。」のまま。白波王国からの停戦申し出は今期の公報に出ていない。開戦はチェス→エスペランサが第114期、なのです→シンジケートが第115期。

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カピア公国

富国強兵 交易歓迎
首都・カペナグラード

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本期の相場

工業品67.82億/万トン
弾薬60.72億/千トン

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黒潮自治国

駆逐艦と修理 港を失っても海へ

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なのです主義人民共和国

引きこもって開発したいのです

戦況・軍事評論軍港が消え、北の都市が揺れる2
カピア・黒潮戦場の地形と部隊
ウェステラ東岸の前線。軍港(20,18)は破壊され浅瀬に。(18,19)は黒潮第32軍・空兵。北のカピア山岳兵は予想・本命(19,12)。南東のオリョルッル第12軍は予想・本命(19,23)。北端に蒼森辺境伯領。赤枠がカピア領、青枠が黒潮領(トレーディア新聞調べ)
両軍が与えた損害の推移
両軍が与えた損害の推移(反撃を含む。トレーディア新聞調べ)

今期、カピアが与えた損害は3,800人、黒潮は5,600人(いずれも反撃を含む)。累計はカピア4万6,400人、黒潮3万7,800人。

港が消えても空は黒潮のものか

今期の海は、数字より先に地形が変わった。ウェステラ東岸では軍港が浅瀬になり、農場の規模が半減した。陸上では空兵がなお装甲を削り、北では首都に近い都市の抵抗力が落ちた。

一、損害は3,800対5,600

国境(18,19)地点では、カピアの装甲兵(北方主力軍)が1,400人、歩兵が2,000人を与え、空兵からの反撃で計2,100人を失った。黒潮第32軍は装甲兵へ3,500人を与え、カピア両部隊からの反撃で400人を失った。この地点だけを見れば、空兵の一撃が数字を動かした。今期全国の与損害(反撃を含む)はカピア3,800人、黒潮5,600人。(18,19)地点の領有は今期も黒潮のまま。

二、軍港破壊と農場への命中

カピアの巡洋艦は(20,18)地点の軍港を累計3発で破壊し、跡は浅瀬になった。同じ期に農場(20,17)地点へも命中し、規模は10から5になった。黒潮は駆逐艦4隻で応戦し、巡洋艦に損傷を与えた(HP6→5)。(21,18)地点では補給修理も進めた。港の建物は消えても、艦と修理の拠点は残っている。

三、北の占領部隊はどこへ(前号予想の検証)

前号は、第110期に(19,13)地点に居たカピアの山岳兵(第二開拓軍系列)について、首都急ぎなら(18,13)地点を本命とした。今期、(18,13)地点はなお黒潮領で抵抗力10のまま。黒潮は同地点で徴兵し、首都(16,12)地点と(18,19)地点にも部隊を置いた。前号の本命は外れた。

代わって目立つのは(19,12)地点の都市だ。抵抗力が6まで落ちている。第111期には(19,13)地点に居たので、首都陥落を急ぐなら同ターン以降に北の(19,12)地点へ踏み込み、首都(16,12)地点への鎖を伸ばしていると思われる。戦況図の本命もそこだ。海岸と軍港方面の締めを優先するなら、すでに艦砲が効いた南へ寄っている可能性もあるが、北の抵抗力の落ち方は首都急ぎの読みと合う。

四、オリョルッル第12軍(予想の修正)

前号は合流急ぎで(18,24)地点を本命とした。今期、(19,23)地点の森がカピア領からオリョルッル領へ変わった。隣接の(18,23)(20,23)地点もオリョルッルが取得している。第110期には(19,23)地点に居たので、カピア領の森を自国にするならなお同地点に居て占領を仕上げたと思われる。戦況図の本命を(19,23)地点へ移した。合流の(18,24)地点に残る説は、別部隊の設置と重なるが、領有変更の本丸は(19,23)地点だ。

五、南の国境はまだ静か

なのですとシンジケートの開戦は第115期。砲声はない。なのです第1軍(山岳兵)は(11,75)地点で敵の制圧圏のため動けなかった。

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カピア公国 富国強兵

工業と兵備の公国 交易歓迎

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黒潮 造船と修理

駆逐艦を動かし、港を失っても海を守る

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なのです主義人民共和国

交易を歓迎する開発志向の国 首都・電都より

国際・安全保障新国家が並び、開戦カウントは続く3

停戦の公報なし 政府方針は据え置き

チェス=シロバキア共和国の政府表明は「全員敵なので一人残らず消します。」のまま。白波王国からの停戦申し出は今期の出来事に出ていない。チェスは紫雲跡地の整地を続け、開戦(対エスペランサ皇国、第114期)まであと2期。

新国家と二つの新陣営

今期、地図に新規10か国が並んだ。陣営では王国軍と連邦軍が第111期に結成され、無所属の占有率は約77%へ下がった。所在はエクアドリア・ノルステア・ウェステラに分かれ、地図と一覧は10面。海事・軍制などの制度改定は9面。

オリョルッル、カピア南縁の森へ

オリョルッル王国は(18,23)(19,23)(20,23)地点など、カピア戦線の南東で森と荒地を自国にした。兵力はなお約29.6万人。働き手の不足は28.00%。

胡椒、山と露天を取る

胡椒帝国は中立の山(53,35)地点を自国にし、(52,31)地点に露天鉱脈を建設した。部隊設置は(54,33)地点。人口約2.2万人の新興国が、資源の手当てを急いでいる。

宣戦・停戦の行方
案件状態
白波→チェス今期、停戦申し出の公報なし
チェス→エスペランサ宣戦。開戦は第114期
なのです→シンジケート宣戦。開戦は第115期
カピア→青海・緑丘停戦打診の成否は未確認
あろあろ⇔スルガ友好国(継続)
主な国力(今期)
国人口兵力
チェス49.4万11.8万
なのです35.8万25.8万
青海31.6万—
あろあろ25.1万—
カピア20.2万13.6万
黒潮4.2万11.5万
陣営

無所属 占有率77.11%
同盟軍 6.99%
連合軍 6.99%
帝国軍 2.27%
新2陣営 計約6.6%

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チェス=シロバキア共和国

首都・チェス=シロバキア

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白波王国

造船(63,18) 帝国軍

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オリョルッル王国

七つの丘からはじまった

社会黒潮の働き手不足84% テキスタンで火災4

港を失い、人手も足りない

黒潮自治国の人口は4.2万人、兵力は11.5万人。働き手の不足は84.34%まで上がった。軍港が浅瀬になり、農場の規模も半減した今期、残った港湾都市では修理と徴兵が同時に走る。

黒潮は(18,13)地点で徴兵し、首都(16,12)地点と前線(18,19)地点へ部隊を置いた。北の町を失ったあとに残る都市へ、人を足している。

テキスタン、町で4,200人減

テキスタン共和国の町(42,21)地点で火災があり、人口が4,200人減った。同国は(35,15)地点を整地し、高速工場(47,23)地点も進めた。焼けた町の再建と工場の増強が同じ期に並んだ。

カピア側の前線都市

カピア公国の人口は20.2万人、兵力は13.6万人。失業率は4.41%。北の占領地帯では、旧黒潮領の町周辺の統治と、首都方向への次の一歩が同時に問われる。

火災・人口減(今期)
場所減
テキスタン町(42,21)4,200
黒潮の数字

人口 4.2万人
兵力 11.5万人
働き手不足 84.34%
軍港 破壊
農場(20,17) 規模5

カピアの数字

人口 20.2万人
兵力 13.6万人
失業率 4.41%

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泰平天国

商業港レベル2 天都より

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あろあろ国

交易と友好 アロランド

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トレーディア新聞

朝刊・夕刊 箱庭の記録を紙面に

経済工業品・弾薬が続伸 貿易量は据え置き5

相場 工業品67.82、弾薬60.72

世界相場は工業品が67.82億円/万トン(前期比+1.21億円)、弾薬が60.72億円/千トン(同+1.35億円)。木材・石材・鉱石・石油・燃料・鋼鉄は据え置き。上がったのは工業品と弾薬だけだ。

競売 受け付け中17件

落札の公報は今期出ていない。受け付け中は17件。第116期締切には青海と白波の工業品、黒潮の石油などが並ぶ。

貿易量 泰平1,366が首位

貿易量は泰平天国1,366、あろあろ国1,152、青海共和国1,112。航海距離は青海328、黒潮168、白波23。黒潮は軍港を失っても航海距離を伸ばした(前期165→168)。

陸地と開拓

新国家の参入で無所属の占有率は下がったが、森の整地と木材の国庫繰り入れは各国で続く。オリョルッルと泰平、あろあろが今期も木材を収めた。

世界相場(今期)
品目価格
木材3.20億/万トン
石材5.60億/万トン
鉱石4.80億/万トン
石油7.20億/10万バレル
燃料6.80億/万kL
工業品67.82億/万トン
弾薬60.72億/千トン
鋼鉄12.00億/トン
ランキング

貿易 泰平1366/あろあろ1152/青海1112
航海 青海328/黒潮168/白波23
撃沈 青海2

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スルガ

弾薬競売 友好国あろあろ

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アルガリスト帝国

商業港レベル2

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胡椒帝国

露天と山 首都・胡椒

気象天気図 雨は海の上 雪はわずか6
第112期の天気図
第112期の天気図。晴れ3,891・曇り4,020・雨177・雪12か所。斜体は大陸の仮称、国名に新規国を含む(トレーディア新聞調べ)

戦場は晴れ 5月第1週

今期の天気は晴れ3,891、曇り4,020、雨177、雪12マス。カピア・黒潮の前線もおおむね晴れが続いた。雨と雪は海の上に寄り、陸戦の視界を大きくは遮らない。

春季5月第1週。畑の手入れと漁の出港が続く季節だ。黒潮の航海距離は168まで伸び、軍港を失ったあとも沖への動きは止まっていない。

航海距離

青海328、黒潮168、白波23。黒潮は前期165から+3。

天気の内訳
種別マス
晴れ3,891
曇り4,020
雨177
雪12
海流と漁場
海流と漁場。斜体は大陸の仮称、国名に新規国を含む(トレーディア新聞調べ)
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青海共和国

航海距離首位 外洋へ

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黒潮の港

大規模港と漁船 春季の水揚げ

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トレーディア新聞 気象

天気図は毎号更新

入門講座第5回 徴兵と部隊の置き方7

人を兵にし、マスへ置く

入門講座の第5回は、徴兵と部隊設置だ。今期、黒潮は(18,13)地点で徴兵し、首都と前線へ部隊を置いた。戦争中の国ほど、この二つの命令が紙面に出やすい。

一、徴兵は人口から兵力へ

徴兵は、都市や町にいる住民の一部を兵力に変える。人口は減り、配置できる兵が増える。働き手が足りない国では、徴兵のあとに農場や工場の手が足りなくなることがある。黒潮のように不足率が8割を超える国では、徴兵と生産の両立が難しい。

二、部隊設置は「どこに立つか」

部隊設置は、兵を特定のマスへ置く命令だ。前線の森、首都の隣、港の近く――置き場所で次の移動と攻撃の範囲が決まる。置いただけでは占領は進まない。居座って抵抗力を落とすか、隣へ動くかが次の仕事になる。

三、足りないときの順序

食料と資金が先に尽きると、徴兵も設置も続かない。工業品や弾薬の相場が上がる局面では、軍需と徴兵のどちらに金を回すかが国ごとの選択になる。弾薬が足りないと、陸戦で与える損害が大きく落ちる。

よくある誤解

「徴兵すればすぐ隣国を取れる」わけではない。兵を置き、動かし、抵抗力を落とすまでに期がかかる。今号の黒潮のように、守りたいマスへ先に人を足す使い方もある。

徴兵の事務と並ぶ住民
徴兵の手続きが進む庁舎(トレーディア新聞)
今号の例

黒潮 徴兵(18,13)
部隊設置(18,19)(16,12)
カピア 部隊設置(18,20)

次回

第6回 船と造船・軍港

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トレーディア新聞 入門講座

毎週1回 開拓と兵制の手引き

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電都の書店

兵制と工業の入門書

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カピア公国

富国強兵

短信・編集後記短い便り8

各地の便り

緑丘 部隊設置(16,46)。造船(17,50)。移動目的地(18,52)。

青海 部隊設置(46,50)。整地(51,54)。移動目的地(56,45)。

白波 部隊設置(67,19)。造船(63,18)。

泰平 商業港(50,8)をレベル2へ。高速農場(44,16)。

あろあろ 中立(56,36)を整地し、木材40万トン。

なのです 整地と部隊設置(13,59)。第1軍は(11,75)で移動不可。

落盤 (64,21)の鉱山・油田が段階7→6。(10,41)でも落盤。

海底油田 (26,30)と(76,60)に建設。

戦場の国
国人口兵力不足
カピア20.2万13.6万失業4.4%
黒潮4.2万11.5万84.3%
シンジケート16.8万—失業21%
編集後記

軍港が消えた号に、制度の改定と新国家の地図も載せた。9面・10面へ。

前号の予想

カピア(18,13)→外れ
実勢は(19,12)方面
第12軍(18,24)→(19,23)へ修正

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シンジケート連邦

人民のために。 首都・プライム

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エスペランサ皇国

開戦まであと2期

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トレーディア新聞

朝刊・夕刊 箱庭の記録を紙面に

制度・解説海事・軍制・交易の大改定9

指揮官向け 今期から効く改定の読み方

今期から、船・海軍・上陸・都市防衛・占領・交換・外交の知らせまで、各国が命令を出すときに効く改定がまとめて入った。運営の内部向けの道具や性能の話は省き、現場で使う点を漏れなく書く。新規10か国の誕生も同じ改定の一部だ(所在は10面)。

一、艦隊 軍艦と商船は別にする

変わったこと 軍艦と国の商船を同じ艦隊に置けなくなった。すでに混ざっていた艦隊は、商船だけ空いた艦隊へ移される(1度だけ)。民間の商船は国の艦隊に属さない。地図の説明でも艦隊名や番号は付けず「民間」と出る(右上の艦隊番号も付かない)。持ち主・耐久・積荷の表示は従来どおり。

注意 艦隊の移動命令は軍艦に効く。商船を同じ艦隊に載せて一緒に動かす運用はできない。新造でも、軍と民が混ざる艦隊への編入は拒否される。民間の船しかいない番号は、空いた艦隊として扱われる(新造船の行き先など)。

二、港 入口が塞がりにくくなった

変わったこと 荷待ちの民間船は、港の入口に留まらず、港から2地点以内の空き水域へ退く(本国の母港でも、外国の仮の母港でも同じ)。船がいる水域も通り抜けられる道を探すが、敵対する船は通り抜けない。行き先も荷もないまま、自国の母港から2地点以内の同じ場所で20期待った船は解体され、建造費の半分と船内の残りが民間へ戻る。戦争中・外国の仮母港・帰国中・道がなくて動けない船は解体しない。改定前の待機期間は数え直さない。

隻数の上限 民間海運は1国あたり小型商船8隻・大型商船8隻まで。

便利になった点 自国の養殖場の上に軍港を建てられる。養殖場は消え、建造費の半分(既定なら20億円)が民間へ返る。他国の養殖場には建てられない。

三、海軍 沿岸の敵陸軍へ自動で撃つ

変わったこと 通常攻撃・怪獣退治の軍艦は、見えている交戦国の陸軍へ、自動で援護射撃する(1隻1期に1回)。自分で一斉攻撃を指定していれば、それが優先。自動のときは海戦・怪獣が先で、陸軍では「自国領にいる敵」「砲兵」「近い敵」の順。

乗らない艦 巡航・停止の艦と潜水艦には、この自動援護は追加されない。沿岸に停めて陸軍を削りたいときは、通常攻撃できる艦種を置く。

駆逐艦 隣の陸軍にも1発撃てる。威力は巡洋艦の普通弾の25%。町や施設への被害は乗らない。巡洋艦・戦艦・空母の射程・発数・費用は従来どおり。

記録 機雷の設置・除去の成功記録では座標が隠れる。一斉攻撃は「指令傍受」として、実際に撃った艦種と位置が公開される。通常の攻撃記録は従来どおり。

四、上陸と都市防衛

上陸 船から浅瀬へは、どの兵種も降ろせる。歩兵・山岳兵・砲兵・装甲兵は、降りたあと陸へ上がるか船へ戻るだけで、浅瀬から浅瀬や海へは歩けない。海兵・空兵は従来どおり浅瀬を動ける。砲台も浅瀬へ降ろせるが、自力では動けない(陸へ運ぶか船へ戻す必要がある)。

籠城 首都と現代都市にも軍団1の部隊を置いて補充できる。防壁にはどの兵種も置ける(建てる前に居た部隊も残る)。防壁の部隊は攻撃・反撃・補充はできるが、移動・交代・撤退や船への乗り降りでは出入りできない。

人口の下限 首都・現代都市は、ミサイルと艦砲では人口が1,000人未満にならない。現代都市は地震・津波・噴火・火災でも地形と最低人口が残る(兵への被害はそれぞれの従来どおり)。食料不足・隕石・自爆などはこの保護の対象外。陸軍による占領は従来どおり可能。

五、占領・滅亡・弾薬・安全・記者クラブ

略奪 港・軍港・現代都市・首都を占領したとき、10%の確率で相手の残高の10%を奪う。上限は現金合計100億円、各資源合計50単位。他国の預け荷や預金は取らない。受け取る側の上限を超える分も取らない。最低取得量はない(ごく少量でも起きる)。

滅亡 滅んだ国の民間の現金・在庫・荷などは、消滅から12期後に中立金融が回収する。換金して借金へ充て、残りは備えへ。亡命政府は生きている国として扱い、第三国の持ち物は取らない。

弾薬の買い戻し 人間の国で「必要に合わせる」にすると、実際の一斉射撃量から平時3期分・危険時6期分を備えようとする。従来の最低備えと最近の消費による目標のうち、いちばん大きい量を使う。「手元に残す量まで」の決まりは変わらない。

安全限界 全世界の陸地が95%以上埋まったときに発動。普通隕石は1%→2.3%、巨大隕石は0%→0.2%。埋め立てが禁じられているいまも、この限界の見方は変わらない。

記者クラブ 戦争損害・占領・滅亡・抵抗力の低い土地・競売・貿易・公報・公開地図などをまとめた公開頁とバックナンバーができた。閲覧だけでは世界は進まない。導入前の公報は最大17期分まで取り込み、公開記録に人数がない損害は人数換算しない。

まず覚える要点
項目要点
艦隊軍艦と商船は混ぜない
民間船国の艦隊に入らない
港の入口荷待ちは2地点以内へ退避
隻数上限小型・大型 各8隻/国
軍艦見える敵陸軍へ自動射撃
例外巡航・停止・潜水は自動なし
駆逐隣の陸軍へ25%弾1発
浅瀬上陸全兵種が降船可
首都人口艦砲・ミサイルで最低1,000
占領10%のくじで10%略奪
交換帰り荷・分割積載・自動帰還
外交期限3期前に通知
安全限界陸地95%で隕石増
戦争中の実感

沿岸に通常攻撃できる軍艦があると、敵の陸軍へ弾が飛びやすい。潜水艦だけ置いても自動援護は乗らない。首都を艦砲だけで空っぽにはしにくい。港や首都を取ると、まれに金や物資を奪える。

港・交易の実感

入口の渋滞は減る。遊んでいる民間船は解体されやすい。交換は帰り荷が積みやすく、大きな荷も船を分けて運べる。受取側に示される「積載回数」は目安で、届く保証ではない。

関連

新規10か国は10面。軍港破壊の戦況は1・2面。

六、交換と輸送が回りやすくなった

帰り荷 交換を海で運ぶ民間船は、荷を降ろした港に、同じ交換の相手側の荷があれば、先にその帰り荷を積む。往復が空振りになりにくい。

国の輸送船 国の輸送船は荷を降ろしたあと、実際に積んだ港へ自動で戻る。次の積み込みの位置が分かりやすい。

分割積載 1つの荷のかたまりも、空き船・港の処理量・運賃の範囲で、複数の船へ分けて積める。大きな交換でも、船が足りないからといって一括で止まりにくい。

受取側の目安 交換を受ける側には、箱数と必要な積載回数の下限が示される。航路・入港許可・船の取り合いまでは含まないので、「この回数なら必ず届く」という保証や船の予約ではない。期限までに届くかを見る材料として使う。

七、外交の知らせと表示の変化

期限の予告 外交依頼の期限の3期前に、両国の持ち主へ1回知らせる(仮の既定)。すでにその時点を過ぎた依頼へ、さかのぼっては知らせない。

期限切れなど 外交依頼の期限切れは両国に知らせる。期限切れ・取消・輸送失敗の外交記録には、依頼番号と援助・交換の種類が出る。どれが失敗したか追いやすい。

民間取引の表示 民間の取引は「見込み(承諾不要)」と出る。毎期自動で決まることが分かる。

そのほかの表示 国旗の選択は24種から60種へ増えた。養殖場は造った国の名前・番号・色で表示される(土地の持ち主の数え方は変わらない)。閉じた取引所の行や、閉じた命令の予定に残っていた昔の操作名・数量・座標は外された。スマホでは統計・取引・観光・記者クラブなどが横にはみ出しにくくなった。

八、掘削・建国・細かい直し

浅瀬の掘削 浅瀬を掘削しても深くならず、国の面積だけ減る不具合を直した。掘削後は持ち主のない深い海になる。浅瀬を消して航路を開ける用途は残るが、「掘っても浅瀬のまま国有面積が減るだけ」にはならない。

建国 地点を指定して建国するとき、その場所に居た他国部隊は通常の撤退と同じ扱いで戻る。自動で建国地点を選ぶ場合は、7地点の中に部隊がいる所を避ける。

滅亡国の名前 滅んだ国も、保存した名前で記録に出る(名前が残っていないときだけ国番号)。過去に配布済みの燃料・民間在庫などの再配布は、1.66になっただけでは繰り返さない。

交換で起きること

帰り荷が先に積まれる。国の輸送船は積んだ港へ戻る。大きな荷は複数船に分けられる。受取側の積載回数は目安で、届く保証ではない。

外交・表示で起きること

依頼期限の3期前に1回知らせる。失敗記録に依頼番号が出る。民間取引は「見込み(承諾不要)」。国旗は60種。養殖場は造った国の色で出る。

掘削・建国

浅瀬を掘ると持ち主のない深い海になる。建国地点に居た他国部隊は撤退扱い。

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港湾組合

入口を空け、荷を回す

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記者クラブ

損害・占領・競売の控え

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トレーディア新聞 解説

命令に効く改定を網羅しました

新国家特集10か国誕生 王国軍と連邦軍10
新規10か国の所在地図
新規10か国の所在(第112期)。茶系が王国軍、青緑系が連邦軍。斜体は前号提唱の大陸仮称(トレーディア新聞調べ・公開地図)

空白の森に、二つの陣営が立った

第111期に王国軍と連邦軍が結成され、今期の地図には新規10か国の領土が並んだ。陣営は各5か国。王国軍は人口計5.71万人・兵力計10万人・38地帯(占有率3.45%)、連邦軍は人口計6.00万人・兵力計10万人・35地帯(同3.18%)。無所属の占有率は77.11%まで下がった。所在は、前号で本紙が提唱した大陸の仮称で整理する。

王国軍(盟主・灰岩王国)

灰岩王国はエクアドリア中央(36,44)付近を拓き、部隊を(37,45)(36,46)へ置いた。紅峰公国は同大陸の南寄り(41,52)付近で森を切り、中立(41,54)を整地して木材40万トンを収めた。蒼森辺境伯領はウェステラ北端(20,10)付近、金野伯爵領と銀嶺侯国はノルステア((64,13)付近と(77,28)付近)で部隊を置き、森の伐採と整地を進めている。

連邦軍(盟主・藍岬共和国連邦)

藍岬はノルステア東端(80,21)付近を拓き、部隊を(80,22)(80,23)へ置いた。朱川共和国もノルステア北寄り(67,10)付近。翠湖自治州・橙原自治共和国・桃谷連邦共和国はエクアドリア(それぞれ(46,35)(44,54)(40,42)付近)で、同様に開拓と部隊設置が走った。

地図の読み方

新国は7〜8地帯ずつの小さな塊で始まる。エクアドリアでは灰岩・桃谷・翠湖・紅峰・橙原が近い。ノルステアでは金野と朱川、銀嶺と藍岬が隣り合う。ウェステラの蒼森は、カピア=黒潮戦線と同じ陸塊の北端に立つ。

王国軍(5か国)
国中心付近地帯
灰岩王国(37,45)7
紅峰公国(41,52)8
銀嶺侯国(77,28)8
金野伯爵領(64,14)7
蒼森辺境伯領(20,10)8
連邦軍(5か国)
国中心付近地帯
藍岬共和国連邦(80,22)7
朱川共和国(68,10)7
翠湖自治州(46,36)7
橙原自治共和国(45,54)7
桃谷連邦共和国(41,43)7
陣営の数字

王国軍 人口5.71万/兵10万/38地帯/3.45%
連邦軍 人口6.00万/兵10万/35地帯/3.18%
結成 第111期

建国声明 王国軍・盟主

灰岩王国

灰の岩を礎に、われら王国軍は立つ。紅峰・銀嶺・金野・蒼森の友邦と誓いを交わし、森を拓き、道を整え、秩序ある国づくりを進める。侵略を事とせず、互いの冠を尊び、交易の門は開く。石は砕けても、誓いの筋は折らぬ。

——灰岩王室・建国の詔(要旨)

建国声明 連邦軍・盟主

藍岬共和国連邦

青い岬に旗を立て、われら連邦軍は結ばれた。朱川・翠湖・橙原・桃谷の諸邦と議を同じくし、港を開き、畑を広げ、自由な民の連合をめざす。強国の影に屈せず、話し合いと交易を先に置く。岬の灯は、仲間の岸へ届くまで消さない。

——藍岬連邦議会・建国宣言(要旨)

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灰岩王国

王国軍 エクアドリアより

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藍岬共和国連邦

連邦軍 ノルステア東端より

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トレーディア新聞

新国家の動きは続報で