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第109期
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トレーディア新聞THE TREDIA SHIMBUN
トレーディア暦2年4月第2週
春季
本日8面
主な記事 チェス、中立の皇国に宣戦 カピア続攻、損害5,100人 青海とチェスで都市火災 入門講座第2回 農場と食料
総合チェス=シロバキア、エスペランサ皇国に宣戦1

国際

チェス、中立の皇国に宣戦

開戦は第114期 白波への停戦は三度目も成立せず

広場に張り出された宣戦の掲示を見る住民
広場に張り出された宣戦の掲示を囲む住民

チェス=シロバキア共和国は今期、エスペランサ皇国へ宣戦した。開戦は第114期。皇国は政府表明で「中立」を掲げ、兵力は2万人、領土は19か所の小国である。チェスの兵力は11万4,600人、領土は130か所。同じ島の北東に皇国、南西にチェスが並ぶ。

「中立」の国が標的に

エスペランサは第85期に姿を見せて以来、宣戦も開戦も記録にない。工業の規模は公表上ゼロで、工場を持たない国が、紫雲帝国(滅亡)を滅ぼした国から宣戦を受けた形だ。住民の間では、祭りや静かな交易を続けてきた町に、5期後の開戦が現実として降りてきたとの声があるとみられる。

チェス政府の表明は「全員敵なので一人残らず消します。」のまま変わっていない。白波王国は今期もチェスへ停戦を申し出たが、成立は確認できない。帝国軍に残る白波と、中立を掲げる皇国が、同じ相手から同時に圧を受ける構図になった。

紫雲の跡、港まで自国に

チェスは今期、(75,74)地点の港を自国にした。紫雲帝国(滅亡)の跡地では整地と工場建設も続いている。宣戦の相手を東の皇国へ広げたのは、跡地の取り込みが一段落したあとの次の手だとみる向きもある。国境の地形は3面。

西ではカピアが続攻

カピア・黒潮戦争は今期も国境(18,19)地点で続いた。カピアが与えた損害は5,100人、黒潮は1,400人。開戦からの累計はカピア3万5,100人、黒潮2万4,900人。詳報は2面。人の移動は4面。

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エスペランサ皇国

中立を掲げる皇国
静かな交易を望む方へ

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本期の相場

工業品64.29億/万トン
弾薬57.91億/千トン

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白波王国 造船と交易

川沿いの造船所から鋼鉄と船を

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泰平天国 天命の書

『天命により平らかなるべし』

戦況・軍事評論開戦10期目 損害はなおカピア2
カピア・黒潮戦場の地形と部隊
カピア・黒潮の前線。国境(18,19)地点の黒潮第32軍(歩兵)を南から装甲兵と歩兵が攻め、東の沖では巡洋艦と駆逐艦3隻が撃ち合った。南東ではカピアの東方開拓隊(山岳兵)が(19,22)地点を自国にし、その南にオリョルッル第12軍。赤枠がカピア領、青枠が黒潮領(今期の戦闘記録と地形。トレーディア新聞調べ)
両軍が与えた損害の推移
両軍が与えた損害の推移(反撃を含む。トレーディア新聞調べ)

今期はカピア5,100人、黒潮1,400人。前期(6,100対1,500)より差はわずかに縮んだが、第104期以降6期続けてカピアが上回る。累計はカピア3万5,100人、黒潮2万4,900人。

駆逐艦3隻でも、陣地は動かない

陸上の数字は前期と同じ型だ。装甲兵と歩兵が同じ陣地を叩き、歩兵の第32軍が装甲へ跳ね返されて自分のほうが多く傷つく。新しいのは海と南東である。

一、駆逐艦が3隻になった

黒潮の駆逐艦は(20,20)(21,18)(22,19)地点の3隻が巡洋艦へ撃ち、巡洋艦は今期も損傷1を受けた。艦を増やしても、陸上の(18,19)地点は動かない。港(20,18)地点への艦砲は今期、命中の公報が出ていない。

二、南東の森がカピア領に

カピアの東方開拓隊(山岳兵)は、敵の制圧圏に阻まれつつも、(19,22)地点の森を自国にした。オリョルッル第12軍は今期も同じ理由で進めず、(18,25)地点にも部隊を置いた。第三の軍が戦場に入るかは、なお見えない。

三、石を掘り始めた

カピアは前線近くの(15,20)地点に採石場を建てた。石材は港の改修や施設の拡張に要る。戦線のすぐ裏で鉱山を動かすのは、占領地を「取る」段階から「使う」段階へ入った印だとみる。

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カピア公国 富国強兵

工業と兵備の公国 交易歓迎

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黒潮 造船

(21,18)地点で造船

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なのです主義人民共和国

交易を歓迎する開発志向の国 首都・電都より

国際・安全保障同じ島の二つの国3
チェスとエスペランサの国境
東の島。南西がチェス、北東がエスペランサ。同じ陸地の上に二つの国が並ぶ(今期の地形。トレーディア新聞調べ)

白波、三度目の停戦も返事なし 胡椒の隣であろあろが整地

白波王国は今期もチェスへ停戦を申し出た。第107期から3期連続だが、成立は確認できない。白波の兵力は3万4,000人のまま。帝国軍の最後の一国が、紫雲と同じ相手と対峙し続けている。

チェスは(76,75)(74,71)(76,63)地点を整地し、中立地(75,75)地点に工場を建てた。(74,72)地点では撤退もあった。跡地を畑と工場に変える作業は、宣戦の相手を増やしたあとも止まっていない。

あろあろ、胡椒領ではねられる

あろあろ国は中立地(57,34)地点を整地した一方、胡椒帝国(55,33)地点での収穫の早い農場は「実行が制限されている」として中止された。胡椒の外交命令にはなお制限がかかっている(表示は14)。小さな国の隣で、大きな国が土地をならす光景は、皇国の住民にも他人事ではないとみられる。

オリョルッル、森を7か所

持ち主のいない土地の獲得は、オリョルッルが森7か所で最多。泰平3、チェス2、なのです・カピア・狐っ娘が各1。オリョルッルの働き手不足は52.68%まで下がった(前期62.8%)。兵力27万400人は据え置きで、人口は14万7,500人へ増えた。

宣戦・停戦の行方
案件状態
チェス→エスペランサ宣戦。開戦は第114期
白波→チェス停戦申し出(3期連続)。未成立
カピア→青海・緑丘第104期の打診。成立は確認できず
持ち主のいない土地(今期)
国か所
オリョルッル7
泰平3
チェス2
なのです・カピア・狐っ娘各1
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オラニウム連邦 永遠の祝祭

争いを望まない国からのご案内

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胡椒帝国

建国ほやほや 首都・胡椒

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あろあろ国

交易の窓口 陣営の仲間を募集

社会二つの都市で火災 カピアへ1万9,700人4
火災のあとの通り
火災の翌日、荷をまとめて通りに出る家族

青海(47,51)、チェス(67,72)

今期、青海共和国の都市(47,51)地点で人口5,000人、チェスの都市(67,72)地点で5,100人が火災で減った。チェスは3期続けて南の一帯で火が出ている。焼けた町は無くならず、村・町・都市では人口がおよそ半分になるとされる。残った家族は、隣の家や仮の小屋に身を寄せているとみられる。

なのですからカピアへ 仕事を求める1万9,700人

なのです主義人民共和国からカピア公国へ、仕事を求める移民1万9,700人が渡った。カピアは快く受け入れた、と公報は記す。カピアの人口は15万8,300人から18万7,900人へ増えた。移民だけでは足りない増え方で、町の自然な増加も重なったとみられる。

カピアでは、必要な働き手に対して足りない割合が0.05%まで下がった。戦時の国へ仕事を求めて渡る判断は、送り出した側に職の余りがあることを示す。なのですの雇用は「失業率28.26%」と公表されており、余った働き手が戦場の工業と鉱山へ流れ込んだ形だ。

たどり着いた先では、今期も国境で砲声が続いている。新しい住民がまず就くのは、前線近くの採石場や工場の仕事だとみられる。家と配給が追いつかなければ、仕事があっても暮らしは安定しない。

アルガリスト、人口が減る

アルガリスト帝国は人口4万8,600人(前期5万7,900人)。(47,39)地点で徴兵があり、兵力は2万5,200人へ増えた。人が兵に回れば、店と畑の手が同時に細る。

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緑丘公国 森林資源

川と森の公国から木材・石材を

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青海航路

定期客船 安全な航海を

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経済工業品・弾薬が続伸 競売は第110期が締切5

主な世界相場(今期)

品目価格単位前期比
木材3.20億万トン±0
石材5.60億万トン±0
鉱石4.80億万トン±0
石油7.20億10万バレル±0
燃料6.80億万キロリットル±0
工業品64.29億万トン+1.01
弾薬57.91億千トン+1.18
鋼鉄12.00億トン±0

競売(受付中・今期確認)

出品品目数量締切
青海工業品10万トン110期
白波工業品10万トン110期
緑丘石油810万バレル110期
黒潮石油830万バレル110期
黄砂石材104万トン110期
青海石材107万トン111期
白波鉱石125万トン111期
緑丘鉱石122万トン111期
黒潮木材187万トン111期
黄砂食料6万トン111期
スルガ燃料88万kl111期
紫雲帝国(滅亡)木材187万トン111期

工業品じり高 滅んだ国の木材もまだ市に残る

世界相場は工業品が64.29億円/万トン(前期比+1.01)、弾薬が57.91億円/千トン(+1.18)と2期続けて上がった。木材・石材・鉱石・石油・燃料・鋼鉄は動かなかった。

民間の貿易量は泰平天国1,238(前期1,128)、あろあろ国1,082(1,018)、青海共和国984(変わらず)。泰平とあろあろが伸ばし、戦場から遠い町の取引が数字を支えている。

競売は来期が山

第110期に工業品・石油・石材の大口が締切を迎える。第111期には鉱石・木材・食料・燃料が続く。一覧の末尾には、滅んだ紫雲帝国の木材187万トンが、なお最低価格538億円で残っている。国が消えても市に品が残るのは、落札する側にとっては安く仕入れる機会だが、出した側の町には代金が戻らない恐れがある。

戦争当事国の財布

推定の国庫はカピア約5,000億円、黒潮約1兆3,000億円、チェス約7,000億円(前期約6,000億円)、エスペランサ約8,000億円。カピアの食料は80万8,500トン(前期83万300トン)へ減った。人口が増えた分、倉の減りが家計に先に出るとみられる。黒潮の食料は122万3,700トン。

定期便と資源メモ

アルガリスト帝国の民間は、泰平天国の民間へ食料を20期ごとに96単位、2回届ける約束を結んだ。カピアは(15,20)地点に採石場を新設した。前線の北に残る未整備の鉱脈の、石材の一角が動き始めた。

なのです政府筋によれば、同国の今期の財政は黒字に転じたという。

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黄砂鉱山直送

石材の競売出品中

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スルガ

燃料の競売出品中

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アルガリスト帝国

食料の定期便

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白波王国

工業品の競売出品中

気象天気図 雨は海の上6
世界の天気図
第109期 世界の天気図。薄い色は海上の天気(トレーディア新聞 調べ)

晴れ3,948、曇り4,043、雨109。雪と雷はなし。雨は前期と同じくほとんどが海の上で、中央の海と東の沖に雨雲のまとまりがある。チェス領は130か所すべて晴れ、エスペランサ領も19か所すべて晴れ。カピア領は晴れ52・曇り3、黒潮領は晴れ22・曇り2。開戦を控えた東の島も、今の戦場も、雨で攻撃が弱まる天候ではない。

海の数字

暖流238、寒流327。漁のできる海は159か所、休漁は(51〜53,28〜30)地点の5か所で前期から変わらず。外洋の航海距離は青海310、黒潮158、白波20。黒潮は新しい港から数字を伸ばしているが、沖では駆逐艦と巡洋艦が撃ち合っている。

航海距離(今期)
国距離前期
青海310304
黒潮158155
白波2018
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青海航路 定期客船

世界各地へ安全な航海を

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遠洋の案内

休漁は中央北部の沖5か所

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黒潮 造船

(21,18)地点

入門講座・文化第2回 農場と食料7

入門講座 第2回 農場と食料

国を広げたら、次は食べる量を確保する。今期はオリョルッルが(8,46)地点に収穫の早い農場を建て、胡椒帝国の(55,33)地点にも農場がある。仕組みは設定どおりに書く。

一、農場の建て方

農場整備は費用20億円、1期。平地に建てる。隣に自国の陸地か港があれば、持ち主のいない平地や他国の平地でも建てられ、建てた土地は自国になる。最初の規模は1万人分。追加で5,000人ずつ足せ、最大6万人。追加は他国の農場にもでき、その土地も自国になる。

収穫の早い農場(高速農場)は費用180億円で、期を使わない。ただし自国の土地だけに建てられる。今期、あろあろが胡椒領でこれを試して中止されたのは、相手の土地では使えないためだ。

二、働き手は畑が先

人は農業→鉱業→工場→市場の順で職場に入る。農場の規模1は1,000人分の働き口(大型の農場は同じ規模で2倍)。畑が人を使い切ると、鉱山も工場も施設があっても動かない。だから「まず畑、その余りで鉱山」が基本になる。

三、食料が足りないと町が痩せる

食料が足りない国の町は人口が減り、ゼロになると平地に戻る。兵と艦も毎期、食料を食べる。蓄えが生産の18倍を超えた分は、毎期ごく一部が腐る。作りすぎても倉が減り、足りなくても町が減る。

よくある誤解

農場を建てただけでは国庫の食料は増えない。働き手が入って初めて取れる。人口の少ない国では、町の人だけで自給の農業が先に埋まり、農場を増やしても人が足りないことがある。

次回 資源の山を動かす

開いたばかりの畑
開いたばかりの畑と倉

連載詩 港のない海(第3回)

東の島では 掲示板の墨が乾かない 中立の二字を 風が裏からめくった

書評

『天命により平らかなるべし』。泰平は今期も土地を3か所広げた。説く秩序と、広がる国境。評価★3。

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『天命により平らかなるべし』

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狐っ娘の尻尾教団

もふもふの国へようこそ

短信・予定表8

予定表

  • 次期〜国境(18,19)地点の攻防。白波の停戦にチェスが応じるか
  • 110期競売の締切(工業品・石油・石材)
  • 111期競売の締切(鉱石・木材・食料・燃料)
  • 114期チェスとエスペランサの開戦
  • 125期褒賞式。宝剣と鉄壁の盾が返上される
統治の安定が低い地点(5以下)
地点持ち主安定
(13,79)シンジケート3
(14,78)シンジケート4
(51,50)青海4
(55,32)胡椒2
(18,45)緑丘5
(11,76)なのです5

短信

青海の船 行き先を(57,30)地点と(52,54)地点に更新した。前期の(58,31)地点からわずかに西へ寄った。

計画都市 青海が(45,52)地点、なのですが(23,64)地点で計画都市を建てた。

鉱山の段階 (34,7)地点が4から5へ、(62,16)地点が6から7へ上がった。

工場 スルガ(77,23)地点、テキスタン(44,21)地点、チェスの中立地(75,75)地点で工場建設。

緑丘の整地 中立地(18,49)地点を整地し、木材40万トンを収めた。

政府表明 チェスは「全員敵なので一人残らず消します。」、あろあろは「ここちょっと消えてますね。6番という国家がいたんですけど」、なのですは「引きこもって開発したいのです」。

陸地 各国の領土をあわせて936か所。安全とされる上限716か所を超えた状態が続く。持ち主のいない陸地は2,180か所中1,279か所(58.67%)。

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本期の相場

詳しくは5面

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天気図

詳しくは6面

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農場と食料は7面

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定期客船