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第108期
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トレーディア新聞THE TREDIA SHIMBUN
トレーディア暦2年4月第1週
春季
本日9面
主な記事 カピア猛攻、損害差は開戦以来最大 黒潮の新軍港に艦砲 あろあろから移民2万3,600人 新興国「胡椒帝国」が登場 資源特集・入門講座始まる
総合カピア・黒潮戦争 北の前線1

カピア・黒潮戦争

カピア猛攻、損害差は開戦以来最大

黒潮の新軍港に艦砲 戦場の港へ移民2万3,600人

砲撃を受ける新しい軍港と、船を降りる移民
沖の巡洋艦が新しい軍港を撃つなか、桟橋に降り立つ移民の家族

カピア公国は今期、山あいの国境(18,19)地点に陣取る黒潮自治国の第32軍へ、装甲兵と歩兵の二隊で攻めかかった。カピア軍が与えた損害は6,100人、黒潮軍が与えた損害は1,500人にとどまり、開戦以来最も大きな差となった。東の沖ではカピアの巡洋艦が、黒潮が前期に建てたばかりの軍港(20,18)地点を砲撃した。

二隊で同じ陣地を叩く

北方主力軍(装甲兵)が(17,20)地点から2,600人、国境防衛第一軍(歩兵)が(18,20)地点から2,300人の損害を第32軍に与えた。反撃でカピア側も700人を失ったが、黒潮の第32軍からの攻撃は装甲兵に跳ね返され、逆に1,200人を失った。第100期の開戦からの累計は、カピアが与えた損害3万人、受けた損害2万3,500人となり、差は開く一方だ。

黒潮は(18,19)地点に部隊を置き直し、北の(18,13)地点で徴兵した。陣地を空けずに兵を足し続ける形だが、徴兵のたびに町の人口はおよそ半分になるとされる。前線の後ろでは、男手を取られた家から先に畑と店が細っているとみられる。

造ったばかりの港に砲弾

黒潮は前期、港と軍港を失ったあとに(20,18)地点で造船を始め、新しい軍港を立ち上げた。今期その軍港にカピアの巡洋艦の砲弾が命中した。黒潮の駆逐艦2隻は巡洋艦に撃ち返して損傷させたが、沈めるには至っていない。港を取り戻すことが暮らしを取り戻すことでもある黒潮にとって、再建の足場そのものが狙われる展開だ。

移民がたどり着いた戦場の港

あろあろ国からは移民23,600人が黒潮へ渡った。黒潮の人口は45,100人から59,400人に増えたが、移民の数ほどは増えていない。徴兵と戦死で同時に人が減ったためとみられる。必要な働き手に対して足りない割合は77%から34.68%へ下がった。一方で総兵力は113,200人と人口のほぼ2倍に達しており、新しく来た家族も、着いた先で働くより先に配給の列と兵役の通知に向き合うことになりかねない。

カピアにとって、他国の陣地を押し、港を撃つ行為は戦果だが、黒潮の住民からみれば侵略が続いているということだ。旧首都の占領地では前期までに3度の徴兵と食料5万トンの押収があり、北へ逃れた人々と、あとから来た移民が同じ港町にひしめいているとみられる。

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あろあろ国 交易の窓口

移民の送り出しも相談可
陣営の仲間を募集中

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黄砂鉱山直送

石材・鉱石・工業原料
北方の鉱山都市から安定供給

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泰平天国 天命の書

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本期の相場

木材3.20億/万トン
石油7.20億/10万バレル
工業品63.28億/万トン

戦況・軍事評論開戦9期目の数字と分析2
カピア・黒潮戦場の地形と部隊
カピア・黒潮の前線。国境(18,19)地点の黒潮第32軍(歩兵)を、南からカピアの北方主力軍(装甲兵)と国境防衛第一軍(歩兵)が挟む。東の沖ではカピアの巡洋艦が黒潮の新しい軍港(20,18)地点を撃ち、黒潮の駆逐艦2隻が応戦した。南東の(19,23)地点にはオリョルッルの第12軍。赤枠がカピア領、青枠が黒潮領(今期の戦闘記録と地形。トレーディア新聞調べ)
両軍が与えた損害の推移
両軍が与えた損害の推移(反撃を含む。トレーディア新聞調べ)

今期はカピア6,100人、黒潮1,500人。開戦(第100期)からの累計はカピア3万人、黒潮2万3,500人。第103期までは黒潮が上回っていたが、それ以降は5期続けてカピアが上回っている。

今期の動き

カピア=部隊設置(17,20)(18,21)地点。巡洋艦は損傷が一段進んだ。黒潮=部隊設置(18,19)、徴兵(18,13)、造船(21,18)地点。オリョルッル=第12軍が(19,23)地点で、敵部隊の支配範囲に阻まれて進めなかった。どの国の部隊を相手としたのかは公報からは明らかでない。

装甲が歩兵を削る 黒潮は「数」で持ちこたえられるか

今期の数字は、兵種の相性がそのまま出たものだ。黒潮の第32軍は歩兵で、装甲兵に攻めかかれば自分のほうが多く傷つく。それでも陣地を動かせないのは、(18,19)地点を明け渡せば北の新首都(16,12)地点まで遮るものがないからだとみる。

一、二隊で一点を叩く

カピアは装甲兵と歩兵を隣り合わせに置き、同じ陣地へ続けて攻撃した。一隊目の攻撃で弱ったところへ二隊目が入る。黒潮は毎期部隊を置き直して穴を埋めているが、置いた兵がそのまま次の期の損害になる消耗戦に入っている。

二、港を撃つ意味

巡洋艦の砲撃は軍港1か所に1発。それだけでは港は落ちないが、黒潮が船を造り直す拠点を、完成した直後から脅かした意味は大きい。軍艦を造るには資金と鋼鉄の両方が要る。黒潮が持つ鉄の鉱山は1か所だけで(6面)、沈められた船を造り直す体力には限りがあるとみる。

三、数で耐える代償

黒潮の兵力は11万3,200人で、人口5万9,400人のほぼ2倍。移民で人口を足しては兵に回す形が続く。数の上では前線を支えられても、町には働き手が残らない。戦線の後ろで市場が閉まり、配給だけが回る国になりつつあるのではないか。

次の焦点は、黒潮が(18,19)地点を守り切れるかと、オリョルッルの部隊がこの戦場で何をするかだ。南東から第三の軍が入れば、戦線の形そのものが変わる。

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白波王国 造船と交易

川沿いの造船所から鋼鉄と船を

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カピア公国 富国強兵

工業と兵備の公国 交易歓迎
首都カペナグラードより

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なのです主義人民共和国

交易を歓迎する開発志向の国 首都・電都より 争いを望まない

国際・安全保障紫雲の跡地と新しい国3

紫雲の跡地、チェスが「更地」に 白波は再び停戦を乞う

紫雲帝国(滅亡)の跡地では、チェスが自国の土地として組み込む作業を進めている。今期は(76,64)(76,76)(75,71)(74,72)(74,73)地点を整地し、(77,65)地点に高速農場、(73,70)地点に高速工場を建て、(65,70)地点で徴兵した。

整地は荒れた土地を平らにして畑や工場の敷地にする工事で、工事をした国の土地になる。茶館や工芸市があったとされる帝国の町並みは、平地と農場と工場に置き換えられつつある。占領と食料の押収を経た住民が、新しい農場と工場で働かされているのか、それとも土地を離れたのかは公報からは分からない。いずれにせよ、紫雲という国の痕跡は急速に消えているとみられる。

帝国軍で最後に残った白波王国は、今期もチェスに停戦を申し出た。2期続けての申し出だが、チェスはまだ応じていない。チェス政府は「全員敵なので一人残らず消します。」との表明を変えておらず、白波の住民には紫雲と同じ道への恐れが広がっているとみられる。白波の兵力は3万4,000人で、チェスの11万3,600人の3分の1に満たない。

あろあろ政府「6番という国家がいた」

あろあろ国は今期、政府表明を「ここちょっと消えてますね。6番という国家がいたんですけど」に改めた。滅んだ紫雲帝国を指すとみられる。紫雲の滅亡にあたって各国が公に語ることは少なく、数少ない言及となった。

新興国「胡椒帝国」

中央北部に新しい国、胡椒帝国が姿を見せた。元首は柚子胡椒、首都は胡椒。人口1万1,800人、領土8か所の小国で、今期は(52,32)地点に露天鉱脈を整備し、(54,33)地点に部隊を置いた。外交の命令にはまだ制限がかかっている(表示は15)。すぐ北には持ち主のいない露天鉱脈が7か所並んでおり(6面)、小さな国の足元に大きな鉱脈が眠る形だ。

オリョルッル、戦場の隣へ

オリョルッル王国は今期も持ち主のいない土地を7か所取った。兵力は27万400人で世界一だが、必要な働き手に対して足りない割合は62.8%。前期の38%から大きく悪化した。徴兵を重ねた結果とみられる。領土はカピアの南東に接するところまで延び、(19,23)地点の第12軍はカピア・黒潮の戦場のすぐ南にいる。

(13,79)地点はシンジケートへ

前号で行方を追っていた(13,79)地点は、シンジケート連邦の土地になった。統治の安定はまだ2で、隣の(14,78)地点も3と低い。持ち主が変わったばかりの土地では、住民の不安が当面続くとみられる。

動いた部隊

青海共和国は(53,51)地点で部隊を船に乗せ、北の(58,31)地点へ船を向けた。緑丘公国は(17,49)地点、アルガリスト帝国は(47,41)地点に部隊を動かした。青海の船の行き先には中央北部の鉱脈地帯と漁場があるが、狙いは明らかでない。

主な国の人口と兵力(今期)
国人口兵力
チェス42.9万11.4万
オリョルッル12.6万27.0万
カピア15.8万13.6万
黒潮5.9万11.3万
白波15.6万3.4万
胡椒1.2万2.0万
持ち主のいない土地の獲得(今期)
国か所
オリョルッル7
なのです7
泰平2
チェス1
停戦の行方

白波→チェス:2期続けて申し出、未成立。カピア→青海・緑丘(第104期):成立は確認できず。

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オラニウム連邦 永遠の祝祭へようこそ

孔雀と祭りの灯り アイドル総統ヴィオラの舞台も連日

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胡椒帝国

建国ほやほや
露天の鉱石、お分けします(予定)

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テキスタン共和国

大統領制国家
沖合の石油と黄砂との友好

社会移民の港と、燃える町4
戦火を逃れる住民
戦火を逃れる住民(資料)

チェスで2期続けて火災

チェスでは今期、町(70,76)地点で3,900人、町(67,73)地点で5,100人が火災で減った。前期の(69,76)地点(3,100人減)に続き、同じ南の一帯で火が続いている。紫雲の跡地の整地と工場づくりが急ピッチで進む一方、町の防火や住まいの手当てが追いついていないのではないかとの見方もある。焼け出された家族は、近くの町や仮の小屋に身を寄せているとみられる。

鉱山の町 明暗

緑丘の炭坑(14,49)地点は段階が8から9へ、黄砂の炭坑(37,4)地点は3から4へ上がった。一方、なのですの採石場(16,78)地点と泰平の採石場(45,10)地点では落盤があり、泰平では段階が8から7へ下がった。坑道の奥で働く家族にとって、段階の上下は賃金と危険の両方の話である。

戦場の港に2万3,600人 移民は「働き手」か「兵」か

あろあろ国から黒潮へ、今期23,600人の移民が渡った。前期の泰平天国からの15,000人に続く大口の受け入れで、2期で4万人近くが戦場の国へ移り住んだことになる。

黒潮の人口は今期59,400人。移民の数をそのまま足せば6万8,000人を超えるはずだが、実際には9,000人ほど少ない。徴兵と前線の損害が同じ期に重なったためとみられる。来た人の数だけ、どこかで人が兵に取られ、あるいは戦場で倒れている計算になる。

働き手の不足は77%から34.68%へ大きく改善した。閉まっていた店や、人が足りず動かなかった作業場が再び開き始めている可能性はある。ただし新しい港(20,18)地点はカピアの艦砲の届く場所にあり、桟橋に降りた家族は荷をほどく前に砲声を聞くことになった。

送り出したあろあろ

あろあろ国は人口24万2,200人。2万人を超える送り出しは国にとっても小さくない。貿易量は前期の954から1,018に増えて青海を抜き2位に上がっており、人と物の両方で外へ手を伸ばしている。戦場の国へまとまった人手を送る判断は、黒潮への事実上の支援と受け取られる可能性がある。

世界の陸地、909か所に

各国の領土をあわせた陸地は909か所となり、前期の866か所から増えた。安全とされる上限716か所を大きく超え、隕石が落ちやすい状態が続いている。持ち主のいない陸地はなお全体の約6割(2,180か所中1,305か所)残っている。

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緑丘公国 森林資源

川と森の公国から木材・石材を
炭坑の段階9へ

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エスペランサ皇国

中立を掲げる皇国
静かな交易を望む方へ

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経済工業品じり高、定期便の網5

主な世界相場(今期)

品目価格単位前期比
木材3.20億万トン±0
石材5.60億万トン±0
鉱石4.80億万トン±0
石油7.20億10万バレル±0
燃料6.80億万キロリットル±0
工業品63.28億万トン+1.06
弾薬56.73億千トン+0.24
鋼鉄12.00億トン±0

民間の貿易量(今期)

順位国今期前期
1泰平1,1281,128
2あろあろ1,018954
3青海984984
競売

第110〜111期に締め切りを迎える出品(工業品・石油・石材・燃料など)は前号5面のとおり。

工業品じり高 戦争が「作る力」を吸い上げる

今期の世界相場は工業品が63.28億円/万トンと前期から1.06億円上がり、弾薬も56.73億円/千トンへ上がった。木材・石材・石油・燃料・鋼鉄は動かなかった。戦争が続く限り、工場で作れる品が兵器と弾薬に回りやすく、民間で使う工業品の値がじわじわ上がる構図とみられる。

工業品は港の改修や施設の拡張、民間の船づくりにも使われる。値上がりは町の商店や造船所の仕入れに跳ね返り、戦場から遠い国の家計にもゆっくり及ぶ恐れがある。

定期便の網が広がる

今期は国同士の定期輸送の申し込みがいくつも公報に載った。アルガリスト帝国はなのですへ食料を23期ごとに送る約束を申し込んだ。なのですとあろあろはそれぞれ青海へ燃料を送る申し込みをした。定期輸送は、売る国が申し込み、買う国が受けると成立し、在庫や代金が足りない回や戦争中の相手には送られない仕組みだ。航路が戦争で揺れるなか、各国が「止まっても約束は残る」形の取引で物の流れを確保しようとしているとみられる。

戦う国の財布

推定の国庫はカピアが約5,000億円、黒潮が約1兆3,000億円。カピアは少ない資金で兵力13万6,100人を養っている。黒潮は資金も食料(約124万トン)も厚いが、兵が人口の2倍に膨らんでおり、お金があっても働く人がいないという別の苦しさを抱えている。

政府筋

なのです政府筋によると、同国の今期の財政の赤字は前期の約3分の2に縮んだという。

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青海航路

定期客船 安全な航海を

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石材・鉱石・工業原料

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アルガリスト帝国

食料の定期便 承ります

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スルガ

燃料の競売出品中

資源・国土特集世界の資源地帯 誰が持ち、どこが空いているか6

鉄の山を持つ国は19か国中6か国 前線の北には鉱脈9か所が手つかず

世界の資源地帯の地図
第108期 世界の資源地帯。塗りつぶしは鉱山・油田として整備済み、白抜きは未整備の埋蔵。白い陸地は持ち主のいない土地(地図の地形から集計。トレーディア新聞 調べ)
国別の資源地帯(整備済み。かっこ内は未整備の埋蔵)
国鉄石炭石材露天ウラン石油
狐っ娘639(1)—3—
あろあろ2223——
オラニウム321———
シンジケート1111—3
カピア111(1)3——
黒潮11————
オリョルッル—333——
チェス—411——
泰平—141——
なのです—1(1)1(1)1—3
黄砂—111——
エスペランサ—1—1—2
テキスタン—————3
白波———2——
青海・緑丘—各1————
胡椒———1——
スルガ・アルガリスト——————

石油はすべて沖合の海底油田。数字は地帯のか所数で、産出量ではない。

埋蔵と、整備してから取れるもの
埋蔵整備後国庫に入る品
鉄(山)鉱山鋼鉄(隣に自国の炭坑で5割増し)
石炭(山)炭坑燃料
石材(山)採石場石材
露天(山)露天鉱脈鉱石
ウラン(山)ウラン鉱山燃料(生産の研究が段階3以上)
石油(海)海底油田石油
持ち主のいない資源地帯(65か所)
地域中身
黒潮・カピア前線の北
(14〜23,10〜19)
鉄2・石炭3・石材3・露天1
中央北部・胡椒帝国の北
(52〜55,29〜31)
露天7
アルガリスト周辺
(49〜53,34〜43)
石炭6・ウラン1
北東・オラニウム近く
(73〜77,17〜20)
鉄2・石炭3・石材1
青海の北
(48〜49,48)
ウラン2(うち1か所は整備済みの鉱山)
沖合の石油34か所(東部チェス・エスペランサ沖11、中央(44〜47,28〜34)沖8、東端(88〜89,73〜76)沖5、南西沖4、北西沖4、西沖2)
露天鉱脈を切り開く小さな集落
露天鉱脈を切り開く新しい集落と、その先に広がる手つかずの鉱脈

本紙は今号から、世界の資源地帯を地図の地形から数える定点観測を始める。鉱山・油田として整備された地帯は各国あわせて93か所。持ち主のいない地帯は65か所で、そのうち34か所は沖合の石油、残る31か所が山の鉱脈だ。埋蔵があっても未整備のままでは何も出ず、鉱山や油田を建てて働き手が入って初めて品が国庫に入る。

鉄を持たない13か国

鋼鉄のもとになる鉄の鉱山を持つのは、狐っ娘・オラニウム・あろあろ・シンジケート・カピア・黒潮の6か国だけだ。鉄の鉱山は隣に自国の炭坑があると出来高が5割増える。鋼鉄が足りないと、重工業(鋼鉄から工業品と弾薬を作る)と軍需工場(工業品と鋼鉄から弾薬を作る)が回らず、軍艦も造れない。軍艦の建造には資金と鋼鉄の両方が要るからだ。白波・青海のように海の国でも鉄の山を持たない国は少なくない。

最多の6か所を持つ狐っ娘は、働き手の不足が極端な国でもある(前期248.95%)。鉱山は働き手が入らなければ動かない。持っている鉱山がどこまで動いているかは疑わしいとみられる。

前線の北に鉱脈9か所

黒潮の新首都(16,12)地点の周り、カピアとの前線の北側には、鉄(23,12)(22,16)、石炭(15,12)(20,13)(15,16)、石材(14,12)(20,12)(17,19)、露天(22,10)の9か所が持ち主のいないまま残る。鉱山を建てられるのは、自国の土地か、自国の土地に隣り合う持ち主のいない土地だけだ。この戦争の勝ち負けは、北の鉱脈を誰が整備できるかにも直結する。黒潮には船を造り直すための鋼鉄が、カピアには占領地を固めるための石材が要る。

燃料・石油が足りないと

燃料が足りないと、農業・工業・商業の出来高と売上が、持っている燃料の割合だけ減る。軍艦は毎期の燃料が払えないと傷み、民間の商船や漁船は燃料がなければ港を出られない。石油は精製所で燃料に変えられる(石油2から燃料3)。石油がなければ、自前で燃料を増やす道が細る。炭坑は燃料を直接掘り出す。ウラン鉱山も燃料を出すが、生産の研究が段階3以上になってからで、ウランを持つのは狐っ娘の3か所だけだ。

鉱石・石材が足りないと

露天鉱脈から出る鉱石は先端工業(鉱石から工業品を作る)の原料になる。足りなければこの方式は回らない。石材と木材は、鉱山や油田の段階上げ、港の改修、計画都市、精製所や軍需工場の拡張の材料で、足りなければ国の拡大が止まる。胡椒帝国の北に並ぶ露天7か所は、整備できれば工業の原料を一気に厚くできる地帯だ。

持たざる国の道

資源地帯を確保できない国にも手はある。民間交易:港を開いていれば、民間が他国との売買を行う。定期輸送:売る国が申し込み、買う国が受けると、食料や資源を決まった間隔で運ぶ約束になる(5面)。競売:国庫の品を出品し、入札する。戦争中・禁輸・港を閉じた相手には入札できない。世界からの購入:民間は2期続けて誰からも買えなかった品を、相場の1.25倍で世界から買える(上限あり)。

沖合の石油:隣に自国の船か自国の土地があれば、海の埋蔵に海底油田を建てられる。持ち主のいない石油34か所はすべて海にある。地質調査:荒地を調べると石油の埋蔵が見つかることがあり、見つかれば陸の油田を建てられる(山を調べても新しい埋蔵は出ない)。工業の方式の切替:軽工業(食料から工業品)・重工業(鋼鉄から)・先端工業(鉱石から)を、持っている原料に合わせて変えられる(研究段階の条件あり)。精製所・軍需工場:原料を買えれば、地帯がなくても加工はできる。森と資源のない山:森は伐採で、資源のない山は4期に1単位ずつ木材が入る。残骸回収:沈んだ軍艦のそばで、造船に使った鋼鉄の一部を取り戻せる。

そして最後の手段が、他国の鉱山や油田の占領だ。それは侵略にほかならず、鉱山の町の住民にとっては、働く坑道の持ち主が銃で入れ替わることを意味する。

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オラニウム連邦

鉄の山3か所
鋼鉄のご相談はお気軽に

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テキスタン共和国

沖合の石油3か所

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資源特集について

不定期で掲載します。次回は大きな動き(主要な鉱山の奪取、相場の急変、大口の競売)があった号で

気象・海事・水産天気図と漁場7
世界の天気図
第108期 世界の天気図(トレーディア新聞 調べ)

晴れの区画3,972、曇り4,015、雨113。雪と雷はなし。雨はほとんどが海の上で、中央の海と東の沖に雨雲のまとまりがある(図の薄い水色)。陸で降ったのはカピアの西の海岸のごく一部だけだった。カピア領は晴れ50・曇り3、黒潮領は晴れ21・曇り2で、戦場はほぼ晴れ。雨や雪で攻撃が弱まる期待はできず、今期の大きな損害差は天候に左右されないまま出た。

海流と漁場
第108期 海流と漁場(トレーディア新聞 調べ)

暖流238、寒流327。漁のできる海は159か所で、そのうち5か所が休漁中。休漁しているのは(51〜53,28〜30)地点の漁場で、ちょうど持ち主のいない露天鉱脈が並ぶ中央北部の沖にあたる。

遠洋と航海

外洋の航海距離は青海304、黒潮155、白波18。黒潮は軍港を失ったあとも数字を伸ばしており、新しい港から船を出し続けているとみられる。ただしその港は今期、カピアの巡洋艦の砲撃を受けた。漁船や商船が燃料を積んで出られるうちは、港町の暮らしはかろうじてつながる。

海事メモ

青海が部隊を乗せた船を北の(58,31)地点へ向けた。航路は中央北部の休漁中の漁場と、沖合の石油の埋蔵地の近くを通る。黒潮の駆逐艦は(21,18)(21,20)地点で巡洋艦と撃ち合っており、戦場の東の沖は民間の船には近づきにくい海になっている。

遠洋の漁船団
遠洋の漁船団(資料)
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青海航路 定期客船

世界各地へ安全な航海を

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黒潮 造船

(21,18)地点で造船

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遠洋の案内

漁場の最新図は本紙7面

文化・スポーツ8

胡椒帝国を訪ねて

人口1万1,800人。首都の名は胡椒、元首の名は柚子胡椒。生まれたばかりの国は、まず山を削って露天鉱脈を開いた。辛い名の国が最初に掘り当てたのは、香辛料ではなく鉱石だった。

食料は約30万トンと、国の小ささに比べて蓄えは厚い。外交の命令にはまだ制限がかかっており、しばらくは隣国と約束を交わすこともできない。北に並ぶ手つかずの鉱脈を前に、小さな国がどう育つか。本紙は定点で見守る。

連載詩 港のない海(第2回)

新しい桟橋に 見知らぬ靴音が降りる 沖で鉄の船が咳をして 子らは数えるのをやめた

書評

『天命により平らかなるべし』(泰平天国・天命教会)。前号に続き店頭で平積み。泰平は今期も持ち主のいない土地を2か所広げた。説く秩序と、広がる国境。評価★3。

記録の部屋

外洋の航海距離
順位国距離
1青海304
2黒潮155
3白波18
民間の貿易量
順位国量
1泰平1,128
2あろあろ1,018
3青海984
今期の主役

あろあろ国。移民2万3,600人を送り出し、貿易量でも2位に浮上した。

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永遠の祝祭 オラニウム連邦

争いを望まない国からのご案内

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泰平の書

『天命により平らかなるべし』

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狐っ娘の尻尾教団

もふもふの国へようこそ
鉄の山6か所

短信・予定表・入門講座9

入門講座 第1回 領土の広げ方

国を大きくする道は大きく三つある。工事で隣の土地を自国にする、住民が自然に広げる、そして軍で取る。今期の公報にはその三つがすべて載っている。まずは基本の工事から覚えよう。

一、隣の土地を工事で自国にする

いちばん基本の方法。条件は、広げたい場所かその隣に、自国の陸地か港があること。海に浮かぶ自国の船だけでは「隣」に数えない(沖合の油田だけは例外)。

整地(費用の目安5億円・1期)は、荒地などを平地にし、その土地を自国にする工事。持ち主のいない陸地は広く対象になるが、他国の土地は荒地しか整地できない。海・山・鉱山は整地できず、他国の部隊がいる土地や友好国の土地では、整地も建設もできない。今期チェスが紫雲帝国(滅亡)の跡地で行ったのもこの整地だ(3面)。

平地に施設を建てる:農場・工場・兵站基地・防衛施設などを平地に建てると、隣に自国の陸か港がある限り、持ち主のいない土地や他国の土地でも建てられ、建てた土地は自国になる。高速農場・高速工場は自国の土地にしか建てられないが、期を使わずに済む。鉱山や油田を建てる工事も、自国の土地か、自国の土地に隣り合う持ち主のいない土地でしかできない。

二、住民が広げる

人口の多い町や農場の隣の平地に、まれに村ができ、その国の土地になる。公報では「平地は〇〇の住民に開拓されました」と載る。友好国の平地、部隊のいる平地、持ち主のいない平地には広がらない。

三、軍で取る(占領)

占領のできる部隊(歩兵・山岳兵が向く)が他国や持ち主のいない土地に入ると、その土地の統治の安定が下がっていく。1を下回ると持ち主が変わり、安定は10に戻る。公報の「中立地域(x,y)の森は〇〇の占領下になりました」がこれにあたる。他国の土地で行えば侵略である。今期はオリョルッルとなのですが各7か所、持ち主のいない土地を取った。

いま使えない手

海を埋め立てて広げる方法は、現在の設定では禁止。持ち主のいない陸地が全体の5%を切るまでは解禁されない(今は約6割)。

よくある誤解

部隊が乗っているだけ、旗の色が変わって見えるだけで「もう自国」と思わないこと。持ち主と統治の安定は土地の詳細で確かめる。観光ページでは、兵站基地や防衛施設が森に見えることもある。

次回 農場と食料

予定表

  • 次期〜国境(18,19)地点の攻防。黒潮の新軍港(20,18)地点はもつか。白波の停戦申し出にチェスが応じるか
  • 110期競売の締め切り(工業品・石油・石材・燃料など)
  • 125期褒賞式。宝剣「戦神の剣」と宝具「鉄壁の盾」が返上される

短信

統治の安定 10が平常で、小さいほど民心が揺らいでいる。黒潮の(19,14)地点は5、シンジケートの(13,79)地点は2、(14,78)地点は3。黒潮の(19,14)地点は旧首都のすぐ東で、安定が1を下回れば持ち主が変わる。

政府表明 チェスは「全員敵なので一人残らず消します。」を据え置き。あろあろは「ここちょっと消えてますね。6番という国家がいたんですけど」に改めた。

移民 あろあろから黒潮へ23,600人。

新しい国 胡椒帝国(元首・柚子胡椒、首都・胡椒)。

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